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バイデン米大統領、台湾有事なら軍事的関与と言及!天皇陛下に謁見 安保理改革で日本の常任理事国も 日米共同会見


*官邸
5月22日に来日したアメリカのバイデン大統領が約9年ぶりに天皇陛下と直接お会いし、オバマ政権時代に副大統領として来日した以来の懇談会を行いました。
会談は和やかな雰囲気で30分ほど行われ、天皇陛下からは去年御所に引っ越ししてから最初に招いた国家元首であると伝えたところ、バイデン大統領からは驚いたとの反応があったと報じられています。

その後の日米首脳会談では岸田文雄首相に対して、国連の安保理改革と日本の常任理事国入りを支持するとの発言があり、夕方のニュースでトップ扱いとなりました。
また、台湾有事に関してもアメリカが軍事的に関与する可能性について、「はい(YES)。それが我々の約束だ」と発言。
中国が台湾に攻め込んだ場合、アメリカは台湾を防衛する責任があるとしていました。

会談後の共同記者会見で岸田首相は「このように、地域の安全保障環境が一層厳しさを増す中、バイデン大統領とは、日米同盟の抑止力、対処力を早急に強化する必要があることを再確認しました」「私からは、日本の防衛力を抜本的に強化し、その裏づけとなる防衛費の相当な増額を確保する決意を表明し、バイデン大統領からは、これに対する強い支持を頂きました。また、日米で安全保障・防衛協力を拡大、深化させていくことで一致いたしました」と述べ、日本の防衛費増額や日米同盟の対処力強化で一致したとアピールしています。

特に日本の防衛費に関しては現在の2倍近い水準であるGDP(国内総生産)比で2%が認められた形で、これから自衛隊の大幅な予算増加に向けて動き出す事になりそうです。

 

バイデン氏、台湾有事なら軍事的関与 日米共同会見
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN2355P0T20C22A5000000/

バイデン米大統領は23日午後、台湾有事が起きた場合に米国が軍事的に関与するかを問われ「はい(YES)。それが我々の約束だ」と発言した。東京・元赤坂の迎賓館で日米首脳会談後に岸田文雄首相と臨んだ共同記者会見で答えた。バイデン氏の発言は台湾防衛を曖昧にしてきた歴代政権の政策から踏み込む内容だ。

中国海軍の空母など7隻 沖縄本島と宮古島間を往復 訓練か
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220522/k10013638501000.html

沖縄の南の太平洋を航行していた中国海軍の空母「遼寧」など7隻の艦艇が、沖縄本島と宮古島の間を通過して東シナ海に戻ったのが確認されました。
今月上旬に太平洋に出て以降、この空母では戦闘機などの発着が300回以上確認されていて、防衛省は訓練を行ったとみて分析を進めるとともに、警戒と監視を続けています。

 


 

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