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20年ぶりの円安加速で日本経済崩壊か ドル円で巨大逆三尊 専門家「1ドル500円、いずれハイパーインフレがやってくる」


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約20年ぶりに1ドル134円台となりましたが、このまま円安が加速すると1ドル500円程度まで円安が進行するとの予想が発表されました。

これは米モルガン銀行東京支店長を経験した経済専門家の藤巻健史(ふじまき・たけし)氏が発表したもので、複数の要因が重なっていることで円安は止まるどころか加速する可能性が高いと分析。
朝日新聞の論座(RONZA)で日米の金利差と経常黒字額の減少、アメリカで始まっているテーパリング(量的緩和の縮小)の影響から最悪の場合で1ドル500円も考えられるとコメントしていました。

このままだと中央銀行の信用失墜からハイパーインフレが誘発されることもあり得るとして、日本経済の先行きはかなり危険な状態だと警鐘を鳴らしています。

実際にドル円のチャートを見てみると、相場の転換点を示す逆三尊(トリプルボトム)が20年ぶりに月足チャートで出現しており、SNS上でちょっとした話題になっていました。
逆三尊は強いトレンド転換のサインだと言われ、130円台でこのサインが出たということは、単純計算でも1ドル150円台まで加速する可能性があるということを意味しています。

あくまでも予想の一つに過ぎませんが、日本政府や日銀が円安を全く止める気がないことを考えると、1ドル150円以上の円安に傾いても不思議ではないです。

 

「1ドル500円、そしていずれハイパーインフレがやってくる」伝説のディーラー藤巻健史氏の警鐘
https://webronza.asahi.com/business/articles/2022051600007.html

まずは、経済評論家の藤巻健史さんに聞いた。かつて米モルガン銀行東京支店長の時代に「伝説のディーラー」と呼ばれ、参院議員を務めていた際には、安倍政権や黒田日銀に異次元緩和の危うさを問い続けた人である。

~省略~

――この円安はどこまでいくと思いますか。

「僕はかなり行くと思っています。1ドルが400円、500円になってもおかしくない。1000円になったら日銀はもうつぶれてしまっているでしょうね。日銀が債務超過になったら紙幣は紙切れ、石ころと同じです。そうなれば1ドル=1兆円でもおかしくない。天文学的数字になると思う。インフレというのはモノとおカネの需給関係で起きるものですが、ハイパーインフレというのはそれと異なり、中央銀行の信用失墜で起きるものです。インフレとハイパーインフレは経済的な意味がまったく違う。そして中央銀行の信用失墜の最たるものが債務超過です」

 

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