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政府が大幅な原発再稼働へ 計17基の原発を2023年夏以降に稼働 大地震対策は?


経済産業省は来年以降に国内の各地で原子力発電所を再稼働させる方向で調整中だと明らかにしました。

日本経済新聞やNHKが報道した情報で、政府は電力不足や脱炭素社会の実現を目指すために次世代型の原子力発電所建設も視野に入れて、計17基の原子力発電所を2023年夏以降に稼働させることを検討しているとのことです。
24日午後にも首相官邸で行われるGX(グリーントランスフォーメーション)実行会議で岸田首相が指示を出し、最長60年とされる原発の運転期間も延長を目指して議論を本格化させるとしています。

一方で、大地震や津波対策に関しては現状維持となる見通しで、追加の安全対策などの話はありません。
電力不足を口実にしたかなり強引な原発再稼働だと言え、再び福島第一原発事故のような大事故が起きたとしても不思議ではないところです。

 

経産省 “原発7基の再稼働 追加で目指す” 需給ひっ迫に対応へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220824/k10013785121000.html

経済産業省は、電力の需給ひっ迫に対応するため、来年以降、新潟県にある東京電力の柏崎刈羽原子力発電所など原発7基の再稼働を追加で目指すことを24日午後に行われる脱炭素社会の実現に向けた会議で示すことにしています

首相、次世代原発の建設検討を指示 来夏以降17基再稼働
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA23DDG0T20C22A8000000/?n_cid=SNSTW005

岸田文雄首相は24日午後に首相官邸で開くGX(グリーントランスフォーメーション)実行会議で次世代型の原子力発電所の開発・建設を検討するよう指示する。新増設は想定していないという現在の方針を転換し、中長期で電力確保を目指す。来夏以降に最大で17基の原発を再稼働させる。

 

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