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高齢者の保険料増額を検討へ 政府が負担と給付の見直し議論 高収入限定の案も 全世代での保険料アップの布石か


政府は社会保険の見直し議論の一環で、後期高齢者医療制度の保険料を引き上げる方向で検討していることが分かりました。

共同通信社の記事によると、9月7日にも全世代型社会保障構築本部を開き、そこで負担と給付の見直し議論を行った上で、年内にも保険料の負担で新しい変更案を具体化するとのことです。
現時点で75歳以上の高齢者を対象にして、収入が多い人に限定した値上げ案があるとされていますが、少子高齢化の加速で幅広い世代にも負担を求める案があり、どのような結論になるかは議論次第だと言えます。

すでに公的保険料の負担は毎年のように負担がジワジワと拡大されていることから、今回の高齢者に限定した見直しも将来の全世代における負担アップの布石であるとも考えられ、高齢者の高収入だけに留まるのか国民が監視しておく必要がありそうです。

 

政府、75歳以上の保険料増検討 公的医療、高収入者限り
https://nordot.app/938689774984871936

 政府は近く、75歳以上の人が加入する後期高齢者医療制度の保険料を引き上げる検討に入る。収入が多い人に限り値上げする案があり、年内に具体化し2024年度以降の実施を目指す。高齢者が増えて現役世代が減る中、制度維持へ費用を賄うのが狙い。「全世代型社会保障構築本部」(本部長・岸田文雄首相)を7日にも開き、介護や子育てなど他分野を含め、負担と給付の見直し議論を加速させる。関係者が3日、明らかにした。

75歳以上の公的医療保険料は、収入が多くても支払う年間総額に上限があり、今年4月から2万円増えて66万円。上限額は2年ごとに見直してきた。

 

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