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寺田稔総務相、選挙費用の虚偽記載や故人を会計責任者に記載疑惑などなど 岸田首相が更迭方針を決定へ 連続の大臣辞任に


*総務省
自民党の寺田稔総務相(64)に多数の疑惑が浮上しているとして、岸田文雄首相が近い内に更迭する方向で動いていることが分かりました。
これは読売新聞が報道した情報で、政治資金収支報告書に不適切な記載などが相次いで発覚したことから、このままの続投は厳しいと判断し、更迭する方針を固めたとのことです。

寺田総務相の不祥事が発覚したキッカケは週刊文春の記事で、選挙費用として記載した支出が本人とは異なる別人の口座から支出された資金だと発覚。その後も地元後援会が亡くなった人を会計責任者として記載していたことなどから公職選挙法違反(虚偽記載)の疑いが浮上したと報道され、他にも運動員への報酬疑惑が取り上げられたことで批判が強まりました。

当初、岸田首相は更迭に否定的な意見を出していましたが、世論の反発と不祥事が多発したことで、これ以上の役職継続は不可能と判断した形です。

今回の更迭によって、山際前経済再生相や葉梨前法相に続いて3人目の辞任ドミノとなり、岸田政権にとっても手痛い打撃になると見られています。

 

〈振込明細で発覚〉寺田稔総務相に新たに公選法違反の疑い 衆院選の選挙費用を虚偽記載
https://bunshun.jp/articles/-/58787

 選挙を所管する寺田稔総務相(64)が、昨年の衆院選(10月31日投開票)を巡り、「選挙運動費用収支報告書」に自らが選挙費用を支出していた旨を記載していながら、実際には、自身とは異なる第三者の口座から一部を支出していたことが「週刊文春」の取材でわかった。公職選挙法違反(虚偽記載)の疑いがある。

寺田総務相を更迭へ、首相がきょうにも対応協議…寺田氏は地元で「きっちり対応していく」
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20221119-OYT1T50316/

 岸田首相は19日、政治資金収支報告書の不適切な記載などが相次いで発覚した寺田総務相を更迭する方針を固めた。自民党内からも、今年度第2次補正予算案の審議への影響を避けるため、早期に対応するべきだとの声が強まっており、交代は不可避だと判断したとみられる。20日にも、対応を協議する方針だ。

 


 

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