12月22日から再び強い寒波が日本列島に襲来するとして、気象庁が注意情報を発表しました。
気象庁の発表によると、12月22日夜から冬型の気圧配置が強まる見通しで、特に23日からは今年最強クラスの大寒波が日本列島上空に広く展開し、関東地方の平野部を含めて各地で雪が降る可能性があるとのことです。
しかも、今回の大寒波は強風もセットで襲来することになると予想され、場所によっては猛吹雪となる恐れもあります。
気象庁は公式ホームページを通して、「冬型の気圧配置や寒気の南下が予想より強まった場合は、暴風や暴風雪、警報級の大雪となる可能性があります」と呼び掛け、大雪で交通障害や農業施設などへの被害が発生することも考えておく必要があると注意を促していました。
先週の大雪で大規模な立ち往生や被害が発生した日本海側も警戒が必要で、今のうちに大雪を前提にして、食料品などを備えておくと良さそうです。
2022年12月20日14時00分 気象庁発表
22日から25日頃にかけて、日本付近は強い冬型の気圧配置となるため、北日本から西日本にかけての日本海側を中心に荒れた天気や大雪となり、海上では大しけとなる所があります。<気圧配置など>
22日に北日本付近に進む低気圧が発達し、25日頃にかけて冬型の気圧配置が強まり、日本の上空に強い寒気が流れ込む見込みです。
クリスマス寒波が襲来 前半は平野部、後半は山で大雪か
https://weathernews.jp/s/topics/202212/200165/
寒気の中心が日本海に
上空5500m付近で-42℃以下の非常に強い寒気の中心が、23日(金)になると日本海に進んできます。大雪の目安となる-36℃以下の寒気が北海道から北陸付近まで広がり、周辺では大気の状態が不安定になる見込みです。日本海で雪雲が発達しやくなり、西よりの風によって雪雲が次々に運ばれてきます。
東北や北陸だけでなく、西日本の日本海側や東シナ海側でも雪が降りやすくなる予想です。
来年1~3月 日本海側は雪の量が多くなるおそれ 気象庁長期予報
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221220/k10013928591000.html
気象庁は20日、来年1月から3月にかけての気温や雪などの長期予報を発表しました。日本海側では雪の量が多くなるおそれがあります。
気象庁が発表した来月からの3か月間の予報によりますと、来月を中心に冬型の気圧配置が強まる見込みで、期間を通した降雪量は、北日本と東日本、それに西日本の日本海側で「平年並みか多い」と予想されています。
<週間天気予報>
23日(金)から25日(日)は再び冬型の気圧配置が強まります。上空に強い寒気が流れ込むため、いわゆる「クリスマス寒波」となる予想です。北日本や日本海側の地域では雪が降りやすく、再び大雪や暴風雪となるおそれがあります。 pic.twitter.com/9brHckLNZJ
— ウェザーニュースLiVE (@wni_live) December 20, 2022
<クリスマス寒波で、また大雪のおそれ>
明後日の午後から次第に寒気が南下し、25日(日)のクリスマスにかけて冬型の気圧配置が強まります。いわゆるクリスマス寒波となり、日本海側では大雪に警戒が必要です。https://t.co/DEGf0l2bWo pic.twitter.com/MalCNASRSU— ウェザーニュース (@wni_jp) December 20, 2022
寒波が来たときの、関東周辺山地の防御力がよくわかる☃️ pic.twitter.com/VVWvaFQfCz
— 増田雅昭🌤気象予報士 (@MasudaMasaaki) December 14, 2022
23日(金)から25日(日)は再び冬型の気圧配置が強まります。上空に強い寒気が流れ込むため、いわゆる「クリスマス寒波」となる予想です。
北日本や日本海側の地域では雪が降りやすく、再び大雪や暴風雪となるおそれがあります。 pic.twitter.com/jfqgxa28HI
— ウェザーニュースLiVE (@wni_live) December 20, 2022
新潟県内の国道で大雪による大規模な車の立ち往生が続いています。
過去には一酸化炭素中毒で死者も出ています。もしもの時、命を守るための対策のイラストをぜひ参考にしてみてください。
今週末には「クリスマス寒波」の到来で再び暴風雪などに警戒が必要です。https://t.co/Qj2fsxzDot pic.twitter.com/GwrB6DBC4S
— はたちこうた Kota Hatachi (@togemaru_k) December 20, 2022
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