*東京電力 福島第一原発
福島第一原発の処理水(汚染水タンクの水)を今年の春から夏頃に海洋放出する方針が決まりました。
今日の官邸では関係者らが集まってALPS処理水関係閣僚会議が行われ、そこで海洋放出の時期を今年の春から夏にすると方針、さらにはIAEAなど国際機関による安全確認もセットで行うことが確認されました。
海洋放出を巡っては放出予定の処理水にトリチウムやストロンチウムなどの放射性物質が残ったままとなっており、このような点から地元住民からは根強い反対運動が起きています。
政府は処理水放出の影響を受ける場合、新たに設けた500億円の基金を使って支援するとしていますが、依然として処理水の影響を懸念する声は多く、福島以外の広い場所にも広がる恐れがあることから、世界的にも福島第一原発の処理水放出は大きく報道されて注目されていました。
依然として福島第一原発の本体も損傷状態が続き、2011年の東日本大震災から10年以上が経過しても原子力非常事態が継続中で、まだ放射能汚染も何も解決したわけではないと言えるでしょう。
福島第一原発の「処理水」 今年春から夏頃に海洋放出へ 政府
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/273297
政府は東京電力福島第一原発の「処理水」について、今年の春から夏ごろに海洋放出する方針を決定しました。
政府はさきほど開かれた関係閣僚会議で、福島第一原発の「処理水」について、放出設備の工事完了や原子力規制委員会による検査などを経て「今年春から夏ごろ」に海洋放出を開始する方針を決定しました。
官邸での「ALPS処理水関係閣僚会議」。
海洋放出については、IAEAに継続してレビューしてもらい、国際機関の第三者が安全性を確認することとなりました。
なお海洋放出の時期は、本年春から夏頃を見込んでいます。 pic.twitter.com/ZSy5lsLsIm
— いさ進一 衆議院議員 (@isashinichi) January 13, 2023
東京電力・小早川社長 記者団にコメント 処理水処分に関する会議受け【動画】#日テレNEWShttps://t.co/84wvbtkETl
— 日テレNEWS (@news24ntv) January 13, 2023
処理水放出、「今春から夏」開始 漁業者支援に基金500億円―政府 https://t.co/Ln2unTf8Fn
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) January 13, 2023
福島第一原発処理水「春から夏ごろに海洋放出」=松野官房長官https://t.co/Je6niUXXYv
松野氏「今後、アルプス処理水の海洋放出前にはIAEAの包括的報告書の発出、放出直後のモニタリングの強化、被災地、水産物の消費拡大、水産物の流通・維持にかかる環境整備等に取り組んでいきます」#政府 pic.twitter.com/z4WjVyJ5VR
— ニコニコニュース (@nico_nico_news) January 13, 2023
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