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感染拡大で救急車の居眠り運転事故、連続17時間休み無しで激務 救急車の出動率は95% 医療現場のひっ迫が深刻化 


先月29日に都内で発生した救急車の横転事故が過労による救急隊員の居眠り運転であることが分かりました。

これはTBSが報道した情報で、横転事故が起きた東京消防庁の救急車では事故直前に居眠りする隊員の姿が車内のドライブレコーダーに残っていたとのことです。
いずれの隊員も前日の朝に出勤し、そこから17時間もほぼ休みなく搬送を担当。
新型コロナウイルスの第8波で救急がひっ迫していることもあり、一緒に乗っていた隊員もほぼ居眠り状態だったと報じられています。

東京消防庁の発表だと救急車の出動率は95%まで上昇し、119番も中々繋がりにくい程に通報が殺到している状態で、もはや医療崩壊に等しい過酷な現場となっているのが実情です。
さらに発表されている新型コロナウイルスの新規感染者数なども新しい発表方法によって数字が過小評価されているとも言われ、普段のニュースで報道されている以上に医療機関は疲弊しています。

ネット上では「新型コロナウイルスに感染しても大丈夫」「マスクなんていらない」というような根拠がないコメントも見られますが、新型コロナウイルスの新規感染者数を減らさなければ、今後も医療機関のひっ迫状況は続くことになるでしょう。

 

【独自】「起こるべくして起こった」救急車の“居眠り”横転事故 隊員は約17時間ぶっ続けで活動…コロナ第8波の過酷な勤務実態
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/276834?display=1

去年の年末、都内で発生した救急車の横転事故の原因が救急隊員の居眠り運転とみられることが分かりました。隊員らは事故発生までにおよそ17時間にわたりほぼ休みなく出動し、救急のひっ迫の影響で、現場ではこうした過酷な勤務が浮き彫りになった形です。

新型コロナ 医療現場ひっ迫 受診遅れて症状悪化相次ぐ 神奈川
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230116/k10013950881000.html

新型コロナ第8波の感染拡大で、神奈川県では、昨年末から病床の使用率が80%を超え、全国で最も高くなっています。ひっ迫する医療現場では、入院が必要な患者がすぐにできなかったり、受診が遅れて症状が悪化したりするケースが、相次いでいます。

 

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