*BBC
2月6日に発生したトルコ・シリア大地震からちょうど1ヶ月が経過しました。
今回の地震では建物が根本から崩れるケースが続出し、それによって生き埋め状態になる住民が続出。
トルコとシリアを合わせた死者数の合計値は確認だけで5万2000人を超えており、行方不明者や未確認の死者も含めると6万人近い数字になるのではないかと予想されています。
アメリカ地質調査所の集計だと、2月6日からトルコで観測された有感地震の回数は300回を突破し、マグニチュード6を超えるような強い余震も何度か発生していました。
トルコ国内だけでも住む場所を追われた人は約150万人で、電気もないテント村で暮らしている住民も多いです。
世界銀行はシリアの被害額が51億ドル(約7000億円)に上るとの試算結果を発表、この数字はシリアの国内総生産(GDP)の約10%に相当するもので、それだけ大地震の被害が甚大であることを示しています。
一方で、いわゆる手抜き工事の横行が被害拡大の要因になったとして問題視され、各地で訴訟や建設関係者の摘発が多発していました。
トルコ政府も違法建築の取り締まりを強化すると表明しましたが、今まで黙認状態で放置されていただけに、改善まで数年の時間が必要となりそうです。
トルコ・シリア大地震 発生1か月 混乱続き 継続的な支援が必要
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230306/k10013999261000.html
およそ5万2000人が死亡した、トルコ南部で発生した大地震から6日で1か月となります。
トルコでは大きな被害を受けた建物が20万棟にのぼり、多くの人がテントでの避難生活を続けていて、住宅や暮らしの再建に向けた支援の継続が求められています。先月6日、トルコ南部で起きたマグニチュード7.8の地震とその後の地震では、トルコで4万5968人、隣国のシリアで5914人、合わせて5万1882人の死亡が確認されています。
アメリカ地質調査所 トルコ地震
https://earthquake.usgs.gov/
トルコ・シリア大地震を受け、2月中旬からトルコで被災者の診療を行ってきた国際緊急援助隊医療チーム1次隊が帰国。現地では、地震による怪我人のほか、極寒の避難生活で体調を崩す方など、これまでに800人を診療。既に2次隊が現地に向けて出発しており、一次隊を引継ぎ現地で診療を行います。 pic.twitter.com/cVbQ01BmTV
— JICA PR (@jica_direct) February 27, 2023
【被災者支援】トルコのサッカーサポーターら、大地震で被災した子どもたちのために大量のぬいぐるみをピッチに投げ込むpic.twitter.com/8VToZ5gATW
— ライブドアニュース (@livedoornews) March 2, 2023
トルコ大地震から21日後に瓦礫の中から馬が救出される。 https://t.co/nE7moGUbHl
— 𝐉🅤𝐍 ᴶ͟ᴬ͟ᴾ͟ᴬ͟ᴺ͟🇯🇵🏇 (@JUN_HorseRaces) March 1, 2023
トルコ・シリア大地震後、廃墟で足を骨折していたこの犬は、アダナ市の獣医の元に無事運ばれ、手術を受けました🐕
トルコの有名な歌手にちなんで、この犬はタルカンと名付けられました🇹🇷 pic.twitter.com/nTqIFZwN9l— PETAアジア (@petaasia_japan) March 3, 2023
トルコ大地震から1カ月 被災者146万人がテント生活 大量のがれき撤去も課題 https://t.co/clugSJwt2Z
— テレ朝news (@tv_asahi_news) March 5, 2023
シリアの地震被害額、7000億円 世銀
世界銀行は3日、トルコ南部で先月6日に起きた大地震と余震について、隣国シリアの直接的な被害額が51億ドル(約7000億円)に上るとの試算を明らかにした。
https://t.co/wu5x70EI8F— AFPBB News (@afpbbcom) March 4, 2023
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