新型コロナウイルス、政治、経済、地震、放射能、災害などを中心に様々な情報を提供しているサイトです!

福島第一原発、12年経過でも1gの燃料デブリも回収できず!推定880トンの溶けた核燃料 高濃度の放射性物質やトラブルで計画に遅れ


*東電 福島第一原発
福島第一原発事故から12年となりましたが、依然として廃炉作業が続いています。
10年ほど前に東京電力が発表した計画案では、2021年に核燃料(燃料デブリ)の取り出し作業を開始するとしていましたが、2023年になってもまだ溶けた核燃料は放置状態が継続。

未だに残り続けている高線量の放射性物質に加えて、原子炉の土台が損傷するなどのトラブルが頻発し、燃料デブリの回収作業がスタートすら出来ないのが現状です。

東京電力はこれまでの内部調査の結果から1号機から3号機の地下に核燃料デブリはあわせて880トンほどあるとして、特に内部調査が順調な2号機では試験的な取り出し開始に向けた準備が進められています。
ただ、回収用のロボット開発が遅れ、依然として内部の完全な状況すら分かっていないことから、燃料デブリの回収作業は数年単位でズレ込む可能性が高いです。

その上で、回収作業が終わったあとの燃料デブリをどのように処分するかの問題もあり、大量の残っている放射性物質を含めて、福島第一原発の処理作業はさらに数十年単位で続くことになるでしょう。

 

東電から福島第一原発の作業 2022年

原発事故12年 各号機の現状 「燃料デブリ」取り出しへ重要局面
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230311/k10014000091000.html

東京電力・福島第一原子力発電所の事故から12年となるなか、廃炉作業は、最大の難関とされる「燃料デブリ」の取り出し開始に向け、重要な局面を迎えています。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
\  SNSでみんなに教えよう! /
\  情報速報ドットコムの最新記事が届きます! /
情報速報ドットコムの最新記事が届きます!