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SVB経営破綻は序章、リーマンショックでは2週間後に本格的な大暴落 SVB破綻の影響はこれからが本番だ 政府審査で対象外の銀行も多数


*三井住友DS
SVB(シリコンバレー銀行)の経営破綻から4日が経過しましたが、この影響はジワジワと世界に広がっています
3月14日の金融市場は世界的に売りの流れ一服して買い注文が強まり、アメリカ政府の介入もあって騒動が収まるとの意見が強まって買いの流れが強まりました。

SVB経営破綻から下落していた相場は一旦持ち直したように見えますが、この暴落によって世界経済は僅か1日で300兆円を消し飛ばしたとも言われているほどに損害を受け、SVBの経営破綻をキッカケにして他の銀行に対する不安が拡大。

実際にアメリカ政府が実施している金融機関のストレステスト(健全性の審査)にはSVBが含まれておらず、多数の銀行が政府当局の審査を受けていないことが発覚しています。

元々はリーマンショックをキッカケにして金融当局が資産などを調査するとしていましたが、今回の騒動で破産した「シリコンバレーバンク」と「シグネチャーバンク」など全く把握していなかったほどにザルだったということです。

そもそも、アメリカ政府とFRB(連邦準備制度理事会)の急激な金利上昇がSVB経営破綻の理由であり、金利上昇によって経営が急激に悪化した銀行は非常に多くあります。
それに加えてストレステストすら受けていない銀行が多数あるわけで、この政策路線を根本から変えなければ、次々に連鎖破綻する銀行が出てくるのは時間の問題です。

シリコンバレー銀行の経営破綻が早かっただけに、潜在的な経営破綻のリスクは山のようにあったと言えるでしょう。

リーマンショックではリーマンショックの経営破綻が報道されてから2週間後に本格的な暴落がやって来ました。
リーマンショックの初期は楽観論が飛び交い、逆に金融相場は一時的に値段が上がっていたのです。

そこから裏の隠れていた問題や倒産が次々に表面化したことで暴落が起き、数年に及ぶ金融不安に繋がりました。
少なくともこの1ヶ月間は特に警戒が必要な局面になると思われ、いつ暴落や連鎖破綻が起きても不思議ではないのです。

 

米 経営破綻の2銀行 「ストレステスト」対象外 審査追いつかずhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20230315/k10014008801000.html

アメリカでは今月10日から12日、「シリコンバレーバンク」と「シグネチャーバンク」が相次いで経営破綻し、FRB=連邦準備制度理事会がリスクを事前に把握できなかった問題が指摘されています。

アメリカでは、2008年の金融危機を教訓に金融機関の健全性をチェックする厳しい審査、ストレステストを導入しています。

審査は、1000億ドル以上の資産を持つすべての金融機関が対象です。

アメリカ金融当局の関係者によりますと、破綻した2つの銀行は去年12月の時点では1000億ドル以上の資産がありましたが、去年の審査対象やことし予定されている審査の対象にも入っていなかったことが分かりました。

 

 

 

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世界大恐慌の前触れ、M2マネーサプライが100年ぶりのマイナス!150年間で4回だけ 縮小時に銀行崩壊&失業率2桁 SVB経営破綻はリーマン以上か
https://johosokuhou.com/2023/03/14/66106/

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