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【金融市場メルトダウン】記録的な金利低下、クレディスイスが中央銀行から最大7兆円を緊急調達へ!ドイツ銀行にも飛び火なら中国も大ダメージ


*クレディスイス
先日にスイスの金融大手「クレディスイス」で経営不安が発生したことで、ヨーロッパ全体の金利が大きく下がっています。
キッカケはクレディスイスが筆頭株主のサウジ国立銀行から追加融資を拒否されたとの報道で、金融規制の問題もあってクレディスイスへの追加支援は厳しいとサウジ国立銀行のアマル・アル・クダイリー会長が表明。

さらに今まで表面化していなかった経営問題などが一気に表面化し、クレディスイスの株価は一時30%以上も急落しました。

この事態を受けて3月16日にスイス国立銀行(中央銀行)は資金供給策を使って最大500億スイスフラン(約7兆1000億円)を調達する用意があると発表し、一旦は下落が収まっています。
しかしながら、この中央銀行による支援はあくまでも借金であり、一時的なその場しのぎに過ぎず、根本的な問題を解決したわけではありません。

クレディスイスと言えば、世界的なメガバンクとして知られ、先日に経営破綻となったシリコンバレー銀行(SVB)よりも遥かに規模が大きいです。
クレディスイスから支援を受けている企業や金融機関は世界中に存在しており、クレディスイスの影響がドイツ銀行にも拡大するのではないかと言われているほどに深刻化しています。

ドイツ銀行はまた別の経営問題がずっと指摘されていた金融機関で、こちらは中国との大きな取引を行っていることでも有名です。

このような形でクレディスイスの信用不安がヨーロッパ全体に金融市場のメルトダウンを引き起こしているのが現状だと言え、SVBの経営破綻も合わさって、世界的な大恐慌が起きるかどうかの瀬戸際まで追い詰められています。

 

長期金利 一時0.27%に低下「クレディ・スイス」経営悪化懸念
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230316/k10014009841000.html

アメリカの銀行の相次ぐ経営破綻やスイスの大手金融グループの経営悪化への懸念から、16日の債券市場ではリスクを避けようと日本国債を買う動きが強まり、長期金利は一時、0.27%まで低下しました。

クレディ・スイス、中銀から最大7兆円調達へ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB161G00W3A310C2000000/

スイスの金融大手クレディ・スイス・グループは16日、スイス国立銀行(中央銀行)の資金供給策を使って最大500億スイスフラン(約7兆1000億円)を調達する用意があると発表した。「先制して流動性を強化するため断固たる行動を取る」と強調した。

 

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