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東京の練馬区役所、マイナンバー情報を漏洩していた!取材まで把握せず 再発行者50人の住所や氏名など 河野太郎デジタル相は無反応

*マイナンバーカード
東京都の練馬区役所でマイナンバー関連の個人情報が漏洩していたことが判明しました。

これは週刊文春が取り上げた情報で、練馬区在住の20代男性の方がマイナカードの再発行で手続きを行ったところ、職員から渡されたマイナンバー関連資料の中に紛れ込む形で、50人分の住民情報が記載された「カード発行一覧表」というような資料が入っていたとのことです。
この資料はマイナンバーカードの再発行を要請した住民の一覧となっており、50人分の住所や名前が並んでいたとされています。

驚いた男性は総務省や区役所に連絡を入れるも、最初は軽い対応で流され、行政側は事の重大さ全く把握していなかったようです。
3月20日に週刊文春は男性からのタレこみで情報を把握し、練馬区役所に改めて問い合わせを行った結果、「あってはならないミスです。名前、住所の情報が出てしまい大変申し訳なく思っています。今回申し出た方、その他の49人の方に個別に謝罪させていただきます」との返信があったと報じられています。

区役所が正式発表したのは3月20日夜になってからで、週刊文春の取材が入ってからようやく動き出した形です。

告発した男性は河野太郎デジタル相のツイッターにも書き込んだと証言していますが、河野大臣からの反応はありませんでした。

マイナンバー情報の管理が紙の書類で行われていたことを含めて大問題であり、その後に通報しても中々動かなかったことも考えると、このような情報漏えいは氷山の一角にすぎない可能性が高いです。

 

練馬区は「取材があるまで気がつかなった」マイナカードの個人情報、住所、氏名50人分が流出
https://bunshun.jp/articles/-/61507?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=onlinePublished

 政府の個人情報保護委員会の2021年度年次報告によれば、情報漏洩などのマイナンバー法違反、または違反の恐れがある事案が、1年の間に111機関、170件あった。ただし「いずれもマイナンバーが悪用されたとの報告は受けていない」と記している。

 

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