*NASA
世界各地の地磁気観測所で強い磁気嵐や変動を観測しました。
アメリカの地磁気観測所では先日の太陽フレア第一波に続いて、大きな第二波の乱れを観測し、連続で強い乱れとなっています。
日本の地磁気観測所においても磁気嵐の乱れは報告され、明日まではこの乱れが継続しそうです。
太陽ではM3.0とM1.9の太陽フレアが新たに発生しており、こちらも5月25日以降に地球と接触することになるかもしれません。
また、CME(コロナ質量放出)やプロミネンス噴出が観測されていますが、現時点で地球への衝突コースではないと予想されています。
先週から出現していた大型の黒点群も徐々に勢いが収まってきたことから、とりあえずは太陽フレアはこれで一段落することになる可能性が高そうです。
アメリカ地磁気観測所
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers
NASA太陽風予測
https://iswa.gsfc.nasa.gov/IswaSystemWebApp/iSWACygnetStreamer?timestamp=2038-01-23+00%3A44%3A00&window=-1&cygnetId=261
2023/ 5/23 13:16 更新
高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。担当 篠原
14日のニュースで、すばる(プレアデス星団)が
SOHO衛星LASCO C3に見え始めたとお知らせしましたが、
10日近くが経過して、既に写真の半分を通り過ぎています。ここまでの様子を短い動画にまとめてみました。
CMEが次々に飛び出していてなかなかの見応えです。C3ですばるが見えるのは残り5日くらいでしょうか。
通り過ぎていく様子をご覧下さい。
また、この後、写真の左下におうし座の頭、
ヒアデス星団のV字が現れます。
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