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福島原発の処理水放出、外務省がネット上の情報監視を強化!嘘情報には偽情報対策チームが直接反論も 事実上の情報統制か


政府が福島第一原発の処理水放出について、インターネット上の憶測や誤った情報を厳しく監視する方向で動いていることが分かりました。

NHKの記事によると、外務省はネット情報対策として「偽情報対策チーム」を設置し、処理水の放出計画に関して事実と異なっている情報がネット上に拡散されていた場合、直接反論を行うなどの活動を実施しているとのことです。
具体的には韓国のインターネットメディアが「日本政府がIAEA(国際原子力機関)に多額の政治献金を行った」と報道した記事に対して、「事実無根だ」と反論し、日本政府の立場を説明したとしています。

また、AI(人工知能)を使って情報収集を行い、事実に基づかない情報を見つけた場合には削除を求め、反論する方針で、事実上の情報統制ではないかとして政府の情報監視方針は物議を醸しているところです。

福島第一原発の処理水放出ではストロンチウムなどの有毒な放射性物質が検出されていることもあり、諸外国だと批判的な意見が強いとも言われています。

 

外務省 処理水放出の計画めぐり「偽情報」対策強化へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230723/k10014139611000.html

福島第一原発にたまる処理水を薄めて海に放出する計画をめぐり、外務省はインターネット上で臆測による誤った情報が出回っているとして、科学的根拠に基づいた情報発信に努めるなど、「偽情報」対策に力を入れていくことにしています。
福島第一原発にたまる処理水を基準を下回る濃度に薄めて海に放出する計画をめぐっては先月、韓国のインターネットメディアが「日本政府がIAEA=国際原子力機関に多額の政治献金を行った」と伝えているのを、外務省の「偽情報対策チーム」が見つけ「事実無根」と反論しました。

 

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