今月に発生した全国銀行データ通信システム(全銀システム)の大規模な通信障害について、その詳細な理由が明らかになりました。
これは日本経済新聞社が取り上げた情報で、一連の通信障害は各金融機関を連結させているシステムコンピューターの容量(メモリ)不足が直接的な要因だったと報告。
機器の更新作業中に処理量が大きく増えたことで想定以上の容量となり、そのままパンクして止まったとされています。
事前テストの検証が不十分だったことが要因だと思われ、合わせて共有メモリに置いたデータに異常値が発生したとも報道されていました。
日本中の金融機関が止まってしまった大事件だけに、その理由がメモリー不足というのは大きな話題となっており、ネット上でも困惑の声が飛び交っています。
全銀ネット障害、メモリー不足が要因 事前テスト甘く
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB163SX0W3A011C2000000/?n_cid=SNSTW001
三菱UFJ銀行など10金融機関で約250万件の送金が滞った全国銀行データ通信システム(全銀システム)の障害は、各金融機関と同システムをつなぐ機器の容量(メモリー)不足が要因だったことがわかった。機器の更新で処理量が増え、想定の容量を超えてパンクした。事前のテストが不十分だった可能性もあり、検証が求められる。
記事の無料部分には「メモリー不足」しか書いていないけど、その後に「何かを32bitから64bitに変更した」「共有メモリに置いたデータに異常値が混入」とか書かれているので、単なる「メモリ不足」ではないかもしれない。
全銀ネット障害、メモリー不足が要因 事前テスト甘くhttps://t.co/p9jPWbObXE— doumae (@donz80) October 16, 2023
【悲報】50年間一度も止まらなかった全銀ネット、エンジニア一年生みたいな理由で止まる。
全銀ネット障害、メモリー不足が要因 事前テスト甘く pic.twitter.com/VyabhwO1KP
— お侍さん (@ZanEngineer) October 16, 2023
全銀ネット障害。銀行ITに自信ニキが「COBOLが〜」と言ってたけど、ハードのメモリ不足が原因やん…… →
全銀ネット障害、メモリー不足が要因 事前テスト甘く – 日本経済新聞 https://t.co/QfzCI3ZNcG
— dragoner@2日目東イ14b (@dragoner_JP) October 16, 2023
これぞNTTデータ
OS上での異常は早々に気づいていたのでしょうね。負荷テストってしないのかな?
機器の基本ソフト(OS)が32ビットから64ビットに変更されたが、必要な容量が確保できない取引が発生したとみられる全銀ネット障害、メモリー不足が要因 事前テスト甘く pic.twitter.com/JCUDNgRDOd
— zero world (@zero_world1) October 16, 2023
テスト不足というのはその通りだろうけど、設計時のサイジングの想定を超えていたのか気になるところ。テストの結果メモリ不足が判明したら増設する予定だったの? / “全銀ネット障害、メモリー不足が要因 事前テスト甘く – 日本経済新聞” https://t.co/gELi5wPh7w
— 徳丸 浩 (@ockeghem) October 16, 2023
全銀ネット障害、メモリー不足が要因 事前テスト甘く – 日本経済新聞 https://t.co/MrfMgeiMNW 原因は非機能要件舐めプというNTTデータだったら確かにやりかねんやつだった。最悪だ。というか非機能要件舐めプしてたらテストだって舐めプになるわ。次期RCがもうないからって舐めただろこれ。
— ktgohan (@ktgohan) October 16, 2023
住基ネットで富士通がやらかした時に2012年なのに512MBで業界騒然としましたが、今回は4GBかな。32→64bitのマイグレらしいし。
全銀ネット障害、メモリー不足が要因 事前テスト甘く – 日本経済新聞 https://t.co/eWb6bzziUd
— ぽよぽよちゃん。 (@poyopoyochan) October 16, 2023
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