*宇宙天気予報
猛烈な太陽風の乱れが地球に到達しました。
11月3日に太陽では非常に強いCME(コロナ質量放出)が発生し、その太陽風の乱れが11月5日夜から世界各地で観測されています。
日本やアメリカの観測所だとこの2ヶ月間で最大規模の変動となり、太陽風磁場が強まっていることからしばらくは地磁気の強い乱れが継続することになるでしょう。
磁気嵐を観測している間は通信障害などの電子機器の以上に加えて、地震や噴火のような誘発災害にも警戒が必要です。
昨夜は東北地方でマグニチュード5.0の地震を観測したばかりで、引き続き地殻変動に注意してください。
アメリカ地磁気調査所
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers
2023/11/ 6 12:45 更新
太陽風の乱れが到来して、磁気圏の活動が激しくなっています。担当 篠原
昨夕、5日17時10分(世界時5日8時10分)に
DSCOVR衛星で太陽風の急な変化が観測されました。
太陽風の速度は、320km/秒から420km/秒へ、
磁場強度は、15nTとそれまでにゆっくりと強まっていたのですが、
急に23nTへ、続いて34nTへ強まっています。3日に発生したCME(コロナ質量放出)による
太陽風の乱れが到来した様です。
CMEの発生から約2日、
昨日紹介したNOAA/SWPCの予報に対して半日早い到来です。
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