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米国戦闘機がシリアのイラン系施設に空爆 イラン革命防衛隊の関連施設、イランとイスラエルの対立激化も 


アメリカ空軍のF15戦闘機2機がシリア領内で空爆を行い、イラン革命防衛隊の関連施設を破壊しました。

ロイター通信によると、11月8日にアメリカ軍はシリア東部で複数の空爆を実施し、イラン革命防衛隊の関連施設1ヶ所を破壊。
アメリカはこの空爆について、「イラクやシリアの駐留米軍に対する親イラン組織の相次ぐ攻撃に対応した」と説明しており、あくまでも防衛行動だと主張しています。
イラクやシリアの駐留米軍基地では何度か小規模な戦闘が発生していましたが、アメリカ側はこれがイラン系の組織による攻撃である可能性が高いと指摘していました。

パレスチナ自治区ガザで武装組織ハマスとイスラエルの戦闘が激化してからイランとの関係も悪化中で、先月にもイスラエルがシリアの空港を空爆したばかりです。
レバノンやシリア、イラン、サウジアラビアなどとイスラエル、アメリカの関係に変化が見え、さらなる戦火の拡大に繋がることを懸念する声も多くあります。

 

米軍 イラン関連施設“自衛のため”爆撃も 駐留部隊へ攻撃続く
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231110/k10014253381000.html

アメリカ軍は、シリアとイラクに駐留する部隊がイランの支援を受けた勢力から繰り返し攻撃されていることを受け、8日、シリア東部にあるイランの関連施設を爆撃しましたが、その後も攻撃は続き、歯止めがかからない状況となっています。

米、シリアのイラン関連施設空爆 イラン支援のフーシは米無人機撃墜
https://www.asahi.com/articles/ASRC951MLRC9UHBI011.html

 米国防総省は8日、米軍がシリア東部にあるイラン関連施設を空爆したと発表した。イスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突が激化して以降、イラクやシリアでは、現地の米軍駐留施設などを狙った親イラン勢力の攻撃が相次ぐ。自衛のためとして2週間前にも空爆を実施したが、敵対行為を抑え込めていない。

 

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