*SDO衛星(NASA)
2月22日(世界時間21日23時)に規模の大きなXクラス太陽フレアが2回も発生しました。
1つ目の太陽フレアは日本時間の7時56分頃に観測されたX1.9太陽フレアで、その後にも15時20分ごろにX1.7の太陽フレアが立て続けに発生。
Xクラスは太陽フレアの強さを示す階級の中で最も強いもので、それが短期間に連続発生するのは異例中の異例です。
巨大黒点(3590群)の出現から非常に活動が強まっている傾向が見られ、NASA(アメリカ航空宇宙局)の予想だと2月25日頃に地球と接触する可能性があるとされていました。
強い太陽フレアは通信障害や電子機器の故障を引き起こし、地球の地殻変動を活発化させることから、引き続き太陽フレアの予想情報に注意が必要です。
NASA太陽フレア予想
https://www.swpc.noaa.gov/products/wsa-enlil-solar-wind-prediction
2024/ 2/22 13:39 更新
X1.8の大規模フレアが発生しました。太陽風は低速の状態です。担当 篠原
今朝、22日8時(世界時21日23時)に、
太陽の北東側(左上)の3590黒点群で、
X1.8の大規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。3590群は、昨日のニュース以降も
C1〜4の小規模フレアを起こす程度だったのですが、
いきなり規模の大きいフレアが発生しました。黒点は現在も大きい状態です。
引き続き活動に注目して下さい。
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