3月5日に政府は自転車の悪質な運転に対する「青切符」制度に関する法改正案を閣議決定しました。
今回の法改正案では約115種類の交通違反が対象となっており、自転車を運転しながらのスマホ使用に罰則金1万2000円や信号無視に6000円、他にも通行区分違反6000円などが盛り込まれています。
また、酒気帯び運転やあおり運転もより重い「赤切符」とすることが定められ、引き続き刑事処分の対象となることが明記。
対象年齢は16歳以上で、合わせて電動アシスト自転車として販売されている「モペット」も原付きバイクと同じ扱いにすることが決められました。
電動モーターやエンジンで走行できる二輪車が全て原付バイクやオートバイと同じような区分になる形で、時速40キロを超えるようなモペットが多数販売されたことで、政府が一気に制限を強めたとされています。
自転車事故の増加から政府や警察は青切符制度を中心とする自転車規制を強める方針で、今後も必要に応じて法改正や罰則の見直しを行うとしていました。
自転車 “青切符” 悪質違反に反則金 道交法改正案を閣議決定
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240305/k10014379321000.html
「自転車はルールを守らなかったり、ちょっと油断したりすると、凶器になってしまう」
自転車の事故で、36年連れ添った夫を亡くした女性のことばです。
自転車の悪質な交通違反が後を絶たないなか、政府は反則金を課す、いわゆる「青切符」による取締りの導入を盛り込んだ道路交通法の改正案を閣議決定しました。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
いいね!しよう