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【警鐘】ポーランド首相「欧州は戦争前夜」 「第二次世界大戦以来の危機だ」


*ポーランド首相
3月29日にポーランドのドナルド・トゥスク首相が欧州は第二次世界大戦後で初めて本格的な戦争前夜に突入していると警鐘を鳴らしました。

AFP通信の記事によると、トゥスク首相はメディア取材にて「戦争はもはや過去の概念ではない。現実であり、2年前に始まった。現時点で最も懸念されるのは、文字通りあらゆるシナリオが考えられることだ。このような状況は、1945年以来だ」と述べ、第二次世界大戦以降で最も緊張感が高まっていると強調。
2年前に始まったロシアのウクライナ侵攻によって戦争は過去の概念では無くなったとして、あらゆるシナリオが考えられるとコメントしています。

ヨーロッパでは第二次世界大戦が終結してから小規模な武力衝突や民族対立はありましたが、米ソ冷戦時代の影響もあって大きな直接対決は無く、EU(欧州連合)としての大きな戦争は起きていませんでした。
ロシアのウクライナ侵攻は国家規模の武力衝突としては第二次世界大戦以降で最大規模となり、双方合わせて1億人を超える住民を巻き込んでの戦争に隣国のポーランドはかなり緊張感が高まっています。

過去にロシアとドイツに分割占領された歴史もあるわけで、ポーランドとしてはウクライナ侵攻は他人事ではないと言え、大規模な戦争を視野に入れて防衛体制を強化しているところです。

 

欧州は「戦争前夜」 ポーランド首相が警鐘
https://www.afpbb.com/articles/-/3512534

【3月30日 AFP】ポーランドのドナルド・(Donald Tusk)首相は29日、欧州は第2次世界大戦(World War II)後初めて、「戦争前夜」を迎えていると述べ、欧州での紛争が現実的な脅威になっていると警鐘を鳴らした。

欧州理事会(European Council)の前常任議長(EU大統領)でもあるトゥスク氏は、欧州のメディアグループLENAのインタビューで、「戦争はもはや過去の概念ではない。現実であり、2年前に始まった。現時点で最も懸念されるのは、文字通りあらゆるシナリオが考えられることだ。このような状況は、1945年以来だ」と述べた。

 

 

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