政府が新型コロナウイルス用のワクチンについて、無料接種の枠組みが終了したとして、これまでに確保したワクチンの破棄を行うと発表しました。
間近で破棄されるのは自治体や各地の医療機関が予約しているワクチンを除外した1500万回以上だとされ、2021年のワクチン無料接種開始から累計で約2億4000万回分のワクチンが破棄されることになったと報じられています。
これは購入契約を結んだワクチンの4分の1に匹敵する数で、ワクチンの確保費用だけでも2兆4000億円を使っていました。
ワクチンの無料接種終了に合わせて、1人あたりの接種費用が1回1万5300円程度となり、各医療機関や自治体経由でワクチンを用意する形になる見通しです。
最近はいわゆるワクチンの副反応問題にもスポットライトが当たっており、ここまでのワクチン購入は本当に必要だったのかどうか国会でも議論となっています。
新型コロナ 国が確保のワクチン 有効期限来たら順次廃棄へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240401/k10014409401000.html
新型コロナワクチンについて、国が直接メーカーと契約してワクチンを確保し、無料で接種を行う枠組みが昨年度までで終了したことを受けて、厚生労働省はこれまでに確保したワクチンの在庫や廃棄について発表しました。
新型コロナワクチンは、昨年度までは国がワクチンのメーカーと直接契約を結んで確保して自治体などに配送し、特例的に無料での接種を続けてきました。
2.4億回分のコロナワクチンが廃棄 ワクチン被害の疑惑が晴れない中、国民が求めないものを政府は強制できない
https://the-liberty.com/article/21344/
政府による新型コロナワクチンの無料接種が3月31日に終了しましたが、4月2日付の読売新聞によると購入契約を結んだワクチンの4分の1以上にあたる2億4000万回分ほどのワクチンが廃棄されることになっています。
コロナワクチン1500万回分廃棄へ、昨秋以降の接種は対象者の2割どまり
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20240316-OYT1T50009/
2024年度から始まる新型コロナウイルスワクチンの定期接種について、厚生労働省は15日、メーカー各社から価格を聞き取った結果、1人あたりの接種費用が1回1万5300円程度となる見込みを公表した。自己負担額は最大7000円とし、国は差額分の8300円を市町村に助成する。市町村が独自に補助する場合があり、7000円よりもさらに少なくなる可能性がある。
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