*官邸
NHKが実施した4月の世論調査で、支持政党無しの声が41.3%になったことが分かりました。
4月の内閣支持率は「支持する」との回答が先月よりも2ポイント下がって23%となり、過去最低の水準まで低下。不支持率も1ポイント上がって58%を記録し、岸田内閣に対する国民の不満や批判が高まっているとNHKは報じています。
そして、注目するべき政党支持率は「自民党」が28.4%、「立憲民主党」が6.5%、「日本維新の会」が4.7%、「公明党」が4.0%、「共産党」が2.4%、「国民民主党」が1.5%、「れいわ新選組」が1.7%、「社民党」が0.5%、「参政党」が0.5%、「みんなでつくる党」が0.1%、「特に支持している政党はない」が41.3%でした。
岸田内閣の支持低迷と支持政党なしの増加傾向が連動しているように見え、自民党から離れた票が野党よりも支持政党なしに流れている様子が鮮明になっています。
これは左派層以外の幅広い国民から支持を獲得している野党勢力が存在していないことを意味していると言え、かつての民主党のような大きな野党勢力の不在がそのまま野党乱立に繋がっていると分析することもできそうです。
最大勢力の立憲民主党ですら支持率は6.5%で、トップの泉代表に対する期待感はほぼありません。
立憲民主党が他の野党を吸収合併し、トップを泉代表から別の人物に交代すれば変わる可能性もありますが、現状の党体制だと岸田内閣の支持低迷でも政権交代は厳しい情勢です。
岸田内閣「支持」23% 発足後 最低に並ぶ 政治資金問題は
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240408/k10014415391000.html
NHKの世論調査によりますと、岸田内閣を「支持する」と答えた人は3月の調査より2ポイント下がって23%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は1ポイント上がって58%でした。
政党支持率「支持政党ない」41.3% NHK世論調査
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240408/k10014415461000.html
4月の各党の支持率です。
「自民党」が28.4%、「立憲民主党」が6.5%、「日本維新の会」が4.7%、「公明党」が4.0%、「共産党」が2.4%、「国民民主党」が1.5%、「れいわ新選組」が1.7%、「社民党」が0.5%、「参政党」が0.5%、「みんなでつくる党」が0.1%、「特に支持している政党はない」が41.3%でした。
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