*首相官邸
4月10日(日本時間4月11日未明)に岸田首相はアメリカのバイデン大統領とワシントンのホワイトハウスで日米首脳会談を行いました。
今回の日米首脳会談では日米共同声明が発表され、日本とアメリカは未来のためのグルーバルパートナーだとした上で、軍事経済の両面で連携を強めると表明。
具体的にはアメリカ主導の月探査計画「アルテミス計画」で、日本人宇宙飛行士が月面に着陸することを盛り込んだ取り決めや、日本のトマホークミサイル導入に向けた訓練、日本の防衛費大幅増、防衛装備移転三原則の改正、軍用ミサイルの共同生産、人工知能(AI)に関する共同研究の枠組みを新設することなどで一致。
また、ロシアによる侵攻が続くウクライナへの支援を再確認し、防衛装備品の海外輸出について新たな協議枠組みを設置することで日米両国が協力するとしています。
他にも24年度末までに一元的な部隊運用を担う「統合司令部」を新設することが明記され、在日米軍の新たな指揮・統制体系や自衛隊との連携強化を検討することでまとまったと報道されていました。
経済から軍事の幅広い分野で日米両国の一体化が示されたもので、日本の様々な政策にこの日米共同声明は影響を与えることになりそうです。
日米首脳会談、共同声明の概要判明 米国、防衛費の大幅増「歓迎」
https://mainichi.jp/articles/20240403/k00/00m/030/221000c
岸田文雄首相とバイデン米大統領が10日にワシントンで実施する日米首脳会談で発表する共同声明の概要が判明した。米国は、日本が防衛費の大幅増に踏み切ったことや、2023年12月に防衛装備移転三原則と運用指針を改正して、自衛隊の地対空ミサイル「パトリオット」の米国への輸出を決めたことなどに「歓迎」を表明。安全保障面での協力を前面に押し出し、日米同盟の強化をアピールする。
日本人宇宙飛行士の月面着陸盛り込んだ取り決め 日米間で署名
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240411/k10014418401000.html
アメリカ主導の月探査計画「アルテミス計画」で、日本人宇宙飛行士が月面に着陸することなどを盛り込んだ取り決めが日米間で署名されました。アメリカ人以外では初めてとなる日本人の月面着陸が実現すれば、日本の宇宙探査の新たな一歩となることが期待されます。
アメリカは人類が宇宙へ進出する足がかりとして、日本やヨーロッパなどとともに月面を持続的に探査する「アルテミス計画」を進めていて、2026年以降に宇宙飛行士の月面への着陸を目指しています。
【ワシントン=森藤千恵】岸田首相は10日午前(日本時間10日深夜)、バイデン米大統領と米ホワイトハウスで会談した。
新時代の日米同盟を目指し、「未来のためのグローバル・パートナー」と題した共同声明を発表した。ウクライナへの間接支援も念頭に、「ミサイルの共同生産」に向けた協議の開催を盛り込み、幅広い分野での産業連携を打ち出した。
日本人宇宙飛行士2人、月面着陸へ 日米共同声明https://t.co/JWT3oQabOl pic.twitter.com/hLA1Cr7dvW
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) April 11, 2024
【アルテミス計画】日本人宇宙飛行士2人が月面着陸へ、日米両政府が合意https://t.co/q52n3Pd7l5
2人のうち1人目は2028年、2人目は2032年に月に降り立つことを目標とする。日本政府は今回の合意により、米国以外で自国の飛行士を月に降り立たせた最初の国になることを目指す。 pic.twitter.com/tp4ig1W0kU
— ライブドアニュース (@livedoornews) April 10, 2024
岸田首相スピーチ ジョーク連発に笑いと拍手 スタートレックのセリフ「Boldly Go!(誰も行ったことのないところへ果敢に行く)」で締めくくる
月探査「アルテミス計画」で、日本人2人とトヨタ車の月面着陸を日米間で署名#Biden #Kishida #Statedinner #Artemis #TOYOTA pic.twitter.com/IZZ0fCtcWk
— ニコニコニュース (@nico_nico_news) April 11, 2024
#TNSC特別公開2024
◤企画紹介⑥🚀◢【🌕SLIMスペシャル講演🌕】
小型月着陸実証機「SLIM」プロジェクトから、スペシャルゲストがTNSCに!🏝️✨
日本初の月面着陸に成功したSLIMのお話しを聞くことができる貴重な機会です🛰
①11:00~
②14:00~
※それぞれ1時間前に科学館にて整理券配布開始 pic.twitter.com/Cx8Lff1fgo— JAXA種子島宇宙センター (@tnsc_JAXA) April 11, 2024
日米共同声明の最大の肝は、「作戦及び能力のシームレスな統合を可能とするため二国間でそれぞれの指揮統制の枠組みを向上させる」との合意だ。
首相は「自衛隊は独立した指揮系統」と繰り返してきたが、「シームレスな統合」で日本の独立性がどう担保されるのか。独立性などいよいよありえない。— 志位和夫 (@shiikazuo) April 11, 2024
【産業連携】日米首脳会談の共同声明、「ミサイルの共同生産」への協議開催を盛り込むhttps://t.co/0BSlj0vkEj
ウクライナ支援で米国の防衛装備品の生産体制が逼迫していることを踏まえ、地対空誘導弾パトリオット・ミサイル3(PAC3)や関連部品の生産を日本が担う案が浮上しているという。 pic.twitter.com/za8ZINis9p
— ライブドアニュース (@livedoornews) April 10, 2024
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