*BBC
イスラエルが提案した停戦案について、パレスチナ自治区の武装勢力ハマスが受け入れを表明しました。
CNNやBBCの記事によると、この停戦案は人質の開放を条件にして段階的な停戦期間を設けているもので、ハマスは5月6日にハニーヤ最高幹部が「停戦合意についての彼らの提案を受け入れると伝えた」と発表。
報道では人質数十人の開放とイスラエルが拘束したパレスチナ人の一部開放、それに加えて40日間の停戦期間を設置するとしていました。
ただ、イスラエル軍は同じ日におよそ120万人が身を寄せる南部ラファの住民に向けて、東側の一部地域で作戦を実施するとして、直ちに退避するよう通告しています。
ハマスの停戦表明が行われた一方で、イスラエルの軍事作戦は止まっている気配がなく、恒久的な停戦を求めているハマスに対して、イスラエルは期間を制限している点も双方の意見が割れている要因となっているところです。
これからエジプトの首都カイロで双方の代表団が交渉を行う予定で、その内容によっては戦争終結となるかもしれません。
ハマス声明 “停戦合意の提案受け入れる” イスラエルの対応は
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240507/k10014441831000.html
イスラエルとイスラム組織ハマスの間での戦闘の休止と人質の解放に向けた交渉をめぐりハマスは6日、仲介国のカタールとエジプトに対し、提案を受け入れると伝えたと発表しました。これに対してイスラエル首相府は「ハマスの提案はイスラエルの本質的な要求からはほど遠い」としながらも交渉団を派遣すると発表し、今後の対応が注目されます。
イスラエルとハマスの間の戦闘の休止と人質の解放に向けた交渉について、ハマスは6日、声明を発表し、ハニーヤ最高幹部が仲介国のカタールとエジプトに対し、「停戦合意についての彼らの提案を受け入れると伝えた」と発表しました。
ハマスが停戦案を受け入れ、イスラエルは代表団派遣も「要求には程遠い」
https://www.cnn.co.jp/world/35218571.html
(CNN) イスラエルとイスラム組織ハマスとの間の人質解放と停戦をめぐる交渉で、ハマスは6日、エジプトとカタールによって提案された停戦案を受け入れたと発表した。ハマスのハニヤ政治局長がカタールの首相とエジプトの情報相に提案を受け入れたことを伝えた。イスラエルは提案された内容が「必要としている条件からは程遠い」と警告しながらも、交渉のための代表団を派遣すると発表した。
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