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イスラエルとパレスチナ自治区の武装勢力「ハマス」との休戦協議で、両者が合意に達すること無く、事実上の決裂状態になったことが分かりました。
先日にハマスはイスラエル側の休戦提案を受け入れると表明しましたが、イスラエル側は判断を留保すると回答。エジプトで行われていた休戦協議は決裂し、双方の代表団はすでに帰国を開始しています。
ロイター通信の記事によると、ハマス側は「仲介案の受け入れを表明しているため、合意に至っていないのはイスラエルの責任だ」と非難しており、イスラエルメディアも政府関係者のコメントとして「埋めがたい溝がここ数日で明らかになった」「予定通り、ラファでの軍事作戦を継続する」というような見解を掲載したとのことです。
また、イスラエルのネタニヤフ首相はアメリカが武器供与中止を検討しているという発表について、「単独で戦う必要があるならば、我々は単独で戦う」と述べ、イスラエル単独でもパレスチナ総攻撃を実施する考えがあるとしています。
[ワシントン 9日 ロイター] – バイデン米大統領は、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ南部ラファで大規模な侵攻に踏み切っても、「イスラム組織ハマス壊滅という目標の達成にはつながらなない」と考えている。ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官が9日明らかにした。
ガザ交渉、イスラエルが休戦案「拒否」 米、ラファ侵攻なら武器支援せず
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024050900824&g=int
【カイロ時事】イスラエルのネタニヤフ首相は8日、パレスチナ自治区ガザの戦闘休止を巡る交渉に関連してバーンズ米中央情報局(CIA)長官とエルサレムで会談した。イスラエルメディアによると、ネタニヤフ氏はイスラム組織ハマスが受諾したとした休戦案について「あらゆる点でレッドライン(譲れない一線)を越えており、受け入れられない」と拒否する考えを示した。
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