ウクライナ東部のハルキウ州で、ウクライナ軍が国境沿いの都市から事実上の撤退を表明しました。
ウクライナ軍が撤退したのはハルキウ州のロシアとの国境都市・ボフチャンスクなど2つの地域で、1万人を超えるウクライナ軍が下がったと見られています。
ロシア軍は先日から約5万人の兵力でハルキウ州に大規模な軍事攻勢を開始しており、数の力でウクライナ軍は劣勢になっていました。
ウクライナ軍参謀本部は「兵士の命を守り、損失を避けるために、より優位な位置に移動した」と説明し、あくまでも戦略的な撤退だと強調。
ゼレンスキー大統領も海外への出張をすべてキャンセルし、国内で軍の指揮を行っています。
ロシア軍の激しい軍事攻勢によって国境沿いの集落はほぼ制圧され、周辺都市から住民約6000人が避難しました。
ロシア側はハルキウ州の州都ハルキウが目的である可能性が高く、ハルキウを巡る激戦が続いています。
*ロシア側は東部戦線に約20万人規模の軍勢を展開中で、そこに追加で5万人で攻勢。
ウクライナ軍、ハルキウ州の一部から撤退 ロシア軍の越境攻撃続く
https://www.bbc.com/japanese/articles/c8vzvl4eedzo
ウクライナは、北東部ハルキウ州のロシアとの国境地帯にあるいくつかの村から部隊を撤退させた。ウクライナ軍が15日までに発表した。一帯ではロシア軍が攻撃を続けている。
ウクライナ軍の報道官は、兵士たちが激しい攻撃を受けたとし、「命を守り、損失を避ける」ため、ハルキウ州のルキャンツィ、ヴォヴチャンスクの2地域から「より有利な位置」に部隊を移動したと説明した。
ウクライナはこの2年間の戦争で、撤退を意味する場合にこうした表現を使っている。
米が米供与兵器の露領への使用を禁止しているため、露領内でハルキウ攻撃のために集結する露軍を攻撃できなかったとのウ側指摘に関するPolitico記事。露もそれを分かっているので安心して集結できた、とーーウにはそれ以外の兵器もあるものの、米の制限はやはり大きな足枷。https://t.co/Kf7u8tLIBo pic.twitter.com/cXttltFCp1
— Michito Tsuruoka / 鶴岡路人 (@MichitoTsuruoka) May 15, 2024
【戦争疲れで支持率低下】ゼレンスキー氏「役目終えた」の声も
ウクライナで命がけの国境越えが横行
→女装して国境を越えようとする男や、川を越えようとし多数の水死体も▼新たな攻撃にさらされているのは、ウクライナ北東部のハルキウ州
→30の集落が砲撃を受け住民2500人以上が避難… pic.twitter.com/idW82G6rBE— 報道ステーション+土日ステ (@hst_tvasahi) May 12, 2024
ハルキウ方面の状況が緊迫しており、ウクライナ軍参謀本部も戦況を数時間ごとに発表しているが、14日23:00の更新によれば相当厳しい展開。LukyantsyとVovchansk からウクライナ軍は一時撤退を強いられる。ただ奪還を目指した戦闘は続いている。 pic.twitter.com/MQW00Y7q6C
— Sanshiro Hosaka (@HosakaSanshiro) May 14, 2024
ハルキウ攻勢所感(3)
・ロシア軍の侵攻速度はさらに低下、戦術を変えてゆっくり進んでいるが相変わらず損害も大きい
・これまでよりウクライナ軍の反撃が多くみられるようになった
・杜撰な陣地はあったが全体としては機能している
・両軍車両の損害は低下
・ロシア空軍の損害も低下 https://t.co/HcEP899Fbm— 🔞( ・゚ ‧̫ ゚・ )扶桑のイーグル (@505sw) May 16, 2024
今回のハリコフは、奇襲というより強襲に近い印象
ウクライナ軍が攻撃の兆候を察知していなかったから対応できなかったというより、対応できない状況=東部戦線の戦況悪化と戦力抽出による手駒の不足を実現されたところに殴りかかられたとも言えるんじゃないだろうか? https://t.co/Qbx3Zhtwe0
— リタイア済の人 (@uavnotuma2010) May 16, 2024
中国軍がウクライナでの戦争見てFPVドローンのガチ増産と運用部隊の訓練を始めてるのか…。PVがエグい。
自爆ドローンの大編隊を組まれてアレの飽和攻撃とかされたら一部の電子戦が可能な場所以外は現状防ぎようがないぞ…。 pic.twitter.com/C0FS2CBJtv
— かみぱっぱ (@kamipapa2) May 13, 2024
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