NASA(アメリカ航空宇宙局)や宇宙天気ニュースの発表によると、多数出現している黒点から中規模な太陽フレアが多発中で、5月19日や20日にもMクラスの太陽フレアを観測。
19日6時(世界時18日18日21時)頃には南側でフィラメント噴出が発生し、5月21日頃に太陽風の一部が地球と接触する見通しです。
今も先週からの太陽フレアの余波でやや強い磁気嵐を観測していますが、黒点数の増加からまた太陽活動が強まる可能性があり、引き続き太陽活動に注意してください。
NASA太陽フレア進路予想
https://www.swpc.noaa.gov/products/wsa-enlil-solar-wind-prediction
2024/ 5/19 12:55 更新
太陽風は平均的な状態です。磁気圏はやや活動的です。担当 篠原
太陽風の速度は、
420km/秒から390km/秒へ少し下がっていますが、
平均的な状態です。
磁場強度は10nTから6nTへ下がっています。
グラフの最後で8nTへ上がる変化が見えていますが、
この後どうなるでしょうか。磁場の南北成分は、
グラフの前半は南寄りの状態が続きました。
磁気圏の活動も高まって、
AE指数は700nTの中規模の変化が続きました。
その後、磁場は0nT付近になり、
磁気圏も穏やかになっています。
アメリカ地磁気観測所
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers
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