気象庁と長野県は焼岳で山頂付近を震源とする火山性地震の回数が増加しているとして、登山を控えるように注意情報を出しました。
気象庁の観測情報によると、5月29日から6月7日までの10日間で観測された火山性地震の回数が80回を超えており、山頂付近の緩やかな膨張を示す山体膨張も観測されているとのことです。
今後の活動によっては噴火警戒レベルの引き上げを実施する可能性があるとして、気象庁は周辺住民や自治体に注意を促しています。
実際に焼岳の登山客がSNS上に投稿した画像では、激しく蒸気が噴出している山頂付近の画像や映像が投稿され、撮影をした登山客も「岳大丈夫かなー?去年久しぶりに登ったけれど良い感じに噴気+音も凄かったもんなぁ〜」などとコメントしているほどでした。
気象庁 焼岳の火山観測データ
https://www.data.jma.go.jp/vois/data/tokyo/open-data/open-data.php?id=310#recentdata0
気象庁は7日、長野、岐阜両県にまたがる焼岳で、山頂付近を震源とする火山性地震の回数が多い状態が続いていると明らかにした。今後、さらに増えた場合は、噴火警戒レベルを活火山であることに留意の1から引き上げる可能性があるとしている。
気象庁によると、地震回数は5月29日から6月7日午後10時まで10日間で80回に上った。長期的な地殻変動の観測では、山頂付近で緩やかな膨張がみられる。突発的なガスの噴出が起きる恐れがあり、注意が必要だ。
【焼岳 解説情報(臨時)】焼岳では火山活動が高まった状態となっていることから、06月08日16時00分、火山の状況に関する解説情報(臨時)を発表しました。https://t.co/1zadp33pH6#いのちとくらしをまもる防災減災#焼岳#火山の状況に関する解説情報
— 気象庁防災情報 (@JMA_bousai) June 8, 2024
焼岳大丈夫かなー?去年久しぶりに登ったけれど良い感じに噴気+音も凄かったもんなぁ〜⛰️レベルが上がらず落ち着きますように🥺 pic.twitter.com/syEwXuhM83
— yamanami🌙LUNÉ (@yamanami2999) June 2, 2024
気象庁から焼岳の火山の状況に関する臨時の解説情報が発表されました。焼岳の火山活動が活発化してリスクが高まっています。焼岳の登山は控えてください。
なお、上高地の観光には影響ありません。
気象庁による焼岳の状況に関する解説情報は、以下のページでご確認ください。
— 長野県松本市 (@Matsumoto_city) June 7, 2024
焼岳山頂ナウの pic.twitter.com/8rNJh83D51
— 朝岳 (@maciaodayo) June 8, 2024
6月5日北アルプス焼岳(標高2,444m)登頂しました⛰️雪渓あり鎖場あり梯子あり。活火山のため噴煙と硫黄の匂い‼️アルプス登山のためにジムと低山でのトレーニングしてまいりました。山頂からの怖いくらいな3Dで見ているような景色✨素晴らしい‼️かっこいい‼️
まだまだ行けるこんな婆さんでも❣️ pic.twitter.com/0DjU0eCLPl— rumico (@rumico88258760) June 6, 2024
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