*太陽観測情報
太陽の活動が再び強まっています。
7月8日は午前中だけでもMクラス太陽フレアを3連続で観測し、太陽全体においても10以上の黒点を確認。
先日から発生している小規模な太陽フレアの乱れが地球上で観測され、地球の各地でやや強い磁気嵐が発生してます。
現在の太陽活動は第25太陽活動周期(2019~30年)で、2024年後半から2025年にかけて太陽活動が最も強まる「極大期」に突入する見通しです。
今年5月に太陽フレアでオーロラが観測されたことは記憶に新しいですが、あの太陽フレアですら序章に過ぎず、これから極大期の本番ではさらにもっと強い太陽フレアが発生することになるでしょう。
時期的にも極大期の本番が明日に始まっても不思議ではなく、引き続き巨大太陽フレアへの警戒が必要です。
*巨大太陽フレアは地球の生態系や自然環境にも大きな影響を与え、地震や噴火のトリガーにもなります。電子機器の故障や通信障害、電波が通じないなどのトラブルも増えるため、引き続き太陽フレアの続報にご注意してください。
地磁気観測所
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers
2024/ 7/ 7 12:52 更新
太陽風は低速の状態が続いています。太陽の南東側でフレアが発生しています。担当 篠原
太陽風の速度は、
小幅ですが370km/秒から340km/秒へ下がり、
より低速になっています。
磁場強度は、6〜7nTと平均的な状態です。磁気圏は穏やかで、AE指数は特に変化のない状態です。
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