太陽活動が再び強まってきています。
7月24日からの24時間でMクラス太陽フレアが3回も発生し、その殆どが地球と接触する可能性が高いと発表されました。
NASA(アメリカ航空宇宙局)の太陽フレア進路予想によると、7月27日夕方から7月28日早朝にかけて太陽フレアが地球を通過する見通しで、太陽フレアの角度によっては地球で強い磁気嵐が発生する可能性があるとのことです。
先日にもやや強い太陽風の乱れが地球と接触したばかりで、ここに来て太陽活動が活発化しています。
今年は5月に巨大なXクラス太陽フレアが10回以上も発生し、日本でもオーロラが発生しました。
太陽活動は今年後半から来年の期間で最も強い極大期となり、さらに活動が強まると予想されています。
大型の太陽フレアも発生頻度が高まると思われ、磁気嵐による災害や通信障害などに警戒が必要です。
NASA太陽フレア進路予想
https://www.swpc.noaa.gov/products/wsa-enlil-solar-wind-prediction
2024/ 7/24 12:37 更新
CMEによる太陽風の乱れが到来しました。磁場は北向きで、磁気圏は穏やかです。担当 篠原
注目していたCMEによる太陽風の乱れは、
今朝早く、24日4時50分(世界時23日19時50分)頃に
ACE衛星で観測されました。速度の変化は小さく、
その前に250km/秒とかなり低速になっていたのですが、
そこから320km/秒へ高まった程度です。
磁場強度は、5nTと平均的な状態から、
15〜18nTへ強まりました。
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