NASA(アメリカ航空宇宙局)の発表によると、太陽フレアが発生したのは太陽の南西に出現した黒点3777群で、8月9日午前4時4分頃にX1.3太陽フレアが観測され、その後もMクラス太陽フレアなどが多数発生しています。
8月8日からの24時間で観測されたMクラス太陽フレアは8回を超えており、大型黒点の活動が短期間で非常に強まっている状況です。
NASAの太陽フレア予測だと、8月10日午前にも地球と接触する見通しで、その直前に発生したMクラス太陽フレアと合わさって、地球に接触する可能性が高いとされています。
かなり強い磁気嵐が発生する恐れがあり、それによって地球のコアや磁気圏、マントル対流などが刺激されることで、しばらく地震や噴火活動が強まることになるかもしれません。
先月末から太陽活動が極めて強まっていることから、引き続き太陽活動にも注意が必要です。
NASA太陽フレア進路予想
https://www.swpc.noaa.gov/products/wsa-enlil-solar-wind-prediction
2024/ 8/ 9 12:41 更新
X1.3の大規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速です。担当 篠原
太陽では、南西(右下)の3774黒点群、3777群、
南東(左下)の3780群、北東(左上)の3781群や、
東端(左端)の領域でフレアが頻繁に発生しています。昨日のニュース以降では、
3774群でC9.1、3781群でC7.4、3780群でC7.7、
3777群でM1.6、3781群でM1.0、東端でM1.5、
3780群でC6.4、東端でC6.5、C6.1、
などあちこちで小規模、中規模の活動が続き、
今朝、9日4時(世界時8日19時)には、
3777群でX1.3の大規模フレアが発生しました。
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