先の衆議院選挙で自民公明の政権与党が過半数割れとなったことで、議院運営委員会でも野党の理事が過半数を占めることになりました。
これまで議院運営委員会は自民公明の理事が大多数となっており、重要法案の採決時に日程などの管理をしていたのです。
野党が提出した法案も自民党の都合でつるし状態にされ、夫婦別姓法案などは保留状態で放置されていました。
しかしながら、この議院運営委員会も野党の理事が過半数となり、17ある常任委員長のうち、政府の予算案を審議する重要ポストである予算委員長を含め、野党側に8つを配分することが合意されたのです。
特に予算委員長が立憲民主党となったことは衝撃的で、永田町の関係者や政治家からも「予想外だった」との声が相次いでいます。
政府は今月下旬に今年度の補正予算案などを審議する臨時国会を行う方針で、いよいよ自民公明が過半数割れとなった国会で議論が本格化することになりそうです。
衆院 17の常任委員長 野党側に8つ配分 予算委員長は立民に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241107/k10014631431000.html
衆議院で与党が過半数を割り込む中、自民党と立憲民主党の国会対策委員長が会談し、自民党は17ある常任委員長のうち、政府の予算案を審議する重要ポストである予算委員長を含め、野党側に8つを配分することを提案し、合意しました。予算委員長は、立憲民主党に割りふられることになりました。
臨時国会 今月下旬に召集する方向で調整 政府・与党
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241114/k10014638111000.html
新たな経済対策の裏付けとなる今年度の補正予算案などを審議する臨時国会について、政府・与党は今月下旬に召集する方向で調整を進めています。
先の衆議院選挙を受けた特別国会は14日が会期末となります。
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