*BBC
2月18日に中東のサウジアラビアで3年ぶりとなるアメリカとロシアの政府レベル会談が行われ、ウクライナ戦争の終結に向けて協議する枠組みの設置で両者が合意したことがわかりました。
CNNやFOXなどの報道記事によると、今回の米ロ会談では停戦方針の確認とウクライナでの大統領選挙、最終的な時期に関する意見交換が行われ、会談後の記者会見でトランプ大統領は「自信は深まった。ロシアは何かをしたがっている」と述べ、アメリカとロシアの関係は深まったと強調。
逆にウクライナへの強い不信感を語り、「この3年間も、その前も協議する席はあった。もっと簡単に解決できたはずだ」「戦争を終わらせるべきだった。始めるべきではなかった。取引をすることもできたはずだ」などとコメントしていました。
この会談にはウクライナの政府高官は参加しておらず、ウクライナ抜きのままでウクライナの大統領選挙も含めて米ロが調整した形です。
ウクライナの大統領選挙まで触れたということは、ゼレンスキー大統領の交代を視野に入れてアメリカとロシアが秘密合意を結んだ可能性もあるとまで考えられ、ウクライナ側の猛反発が予想されています。
ロシア側はウクライナに親ロシア派政権の樹立を目指していることから、プーチン大統領にとっては大半の要望を前向きに受け入れてもらった形となり、アメリカがロシアの言い分をそのまま受け入れていることに批判や懸念の声も多いです。
ウクライナ情勢をめぐるアメリカとロシアの高官協議が行われ、双方が新たに交渉団を作ることで合意しました。協議を受けて、アメリカのトランプ大統領は戦闘終結に向け、「より大きな自信を持った」と述べました。
トランプ大統領 ウクライナの停戦に向けた協議の進展に自信
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250219/k10014726791000.html
アメリカのトランプ大統領は、ロシアとの間で行われた高官協議について「自信は深まった。ロシアは何かをしたがっている」と述べ、ウクライナの停戦の実現に向けて協議の進展に自信を示しました。
サウジアラビアの首都リヤドで18日、アメリカとロシアの高官による協議が行われ、ウクライナの停戦の実現に向けて、新たに高官級の交渉チームを設けることで合意しました。
トランプ氏、ウクライナ大統領選挙行うべきと主張「支持率落ちている」…ロシアとの交渉に「自信」
https://www.yomiuri.co.jp/world/20250219-OYT1T50074/
【ワシントン=阿部真司】米国のトランプ大統領は18日、ロシアのウクライナ侵略の停戦交渉に向けてサウジアラビアで行われた米露高官協議を受け、停戦交渉の見通しに「自信を深めている」と述べた。プーチン露大統領との直接会談にも改めて意欲を示した。
トランプ氏、ロシアとの戦争は「ウクライナが始めた」と主張
https://www.cnn.co.jp/usa/35229555.html
(CNN) 米国とロシアの高官が18日にサウジアラビア首都リヤドで協議を行った。ウクライナを除いて行われたこの協議の後、トランプ米大統領は戦争に対するロシアの主張をまねてウクライナのゼレンスキー大統領を批判した。
トランプ氏は「私にはこの戦争を終わらせる力があると思うし、うまくいっていると思う。だが今日、『我々は招かれなかった』という声を聞いた。あなたたちは3年もそこにいる。3年後に終わらせるべきだった。始めるべきではなかった。取引をすることもできたはずだ」とウクライナについて誤った主張をした。
トランプ
「ウクライナは支払うか、お金がどこに行ったのか調べなければならない。ゼレンスキー自身も、米国が与えたお金の半分がどこにあるのか分からないと言っているようだ」
😂😂😂
ゼレンスキー予想外の展開
この汚職国家にお金の行方を質問した人はトランプが初めて👏 pic.twitter.com/srbnj4L3Pz— MK✝️ほんものだよ (@Mari21Sofi) February 18, 2025
トランプ曰く「ウクライナは戦争を始めるべきじゃなかった」と。ウクライナが戦争を始めたわけではなく、隣国に侵略されたのですが、何もせずそのまま侵略されればよかったと言いたいのか?
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) February 18, 2025
心配してたことが現実に。
一方的に攻撃されて始まった戦争にもかかわらず、ウクライナや欧州への配慮もなく、ロシア優先で勝手に停戦を進めるアメリカ。トランプの「強者が全て」「自己中心的」「自画自賛」ぶりがそのまま反映されている。最悪。pic.twitter.com/wgUYUL7be2— ぶたまる🐽米国株投資 (@Butamaru_Butako) February 19, 2025
アメリカとロシアによる和平会談にトルコ含む欧州も参加しなくてはならない、とゼレンスキー大統領の言。
誰だって自国の行末を他国に、しかも侵略国に任せるだなんて良いと思うはずがない。
ロシアのような侵略国の『やり得』にならないようにしなくては国際平和なんて決して実現しないよ。 pic.twitter.com/SU5UXGAOWh
— かみぱっぱ (@kamipapa2) February 18, 2025
トランプ氏、ロシアとの戦争は「ウクライナが始めた」と主張 https://t.co/2aKYurw7c3 @cnn_co_jpより
このアメリカの大統領を名乗る人物は、果たして正気を保っているのでしょうか。あと4年近くも政権に居座るなんて…。— ぐり@関賢太郎 航空軍事記者 (@gripen_ng) February 19, 2025
うーん、しかし、今回のウクライナの話、日本に置き換えて考えるとヤバい気がしないか……?
日本が攻められて九州とか北海道を占領された場合、アメリカが協力してくれるとしても、敵国とアメリカが「休戦協定しようぜ」と話を始められたら占領された土地は返ってこないってことだろ……?— おかざき登@「ギャルとおっさん」7月発売! (@RaccoonBlack) February 17, 2025
ゼレンスキー『ウクライナに関する米露間のいかなる決定も決して受け入れない。絶対に!』米露の決定を拒否すれば、今後、復興支援でさえ米国から得られなくなるだけ。残念ながら外国の支援でしか自国を守れなかった国に発言権はない。これは日本への教訓でもある。pic.twitter.com/k9wr9kIuQK
— 髙安カミユ(ミジンコまさ) (@martytaka777) February 17, 2025
アメリカのヴァンス副大統領は、ミュンヘン安保会議で「ロシアとウクライナの間で合理的な解決が可能だ」と発言しました。
果たして歴史は繰り返すのか…. pic.twitter.com/FCd7yWAcT2— レガレガ (@lran1986) February 15, 2025
かつて信頼できる同盟国だったアメリカがロシアに寝取られとる…知らなかった…NTRのRはロシアのRだったんや…
— ドンガメ六号 (@dongame6) February 19, 2025
ヨーロッパ各国、ウクライナへの部隊派遣巡り溝 緊急首脳会合https://t.co/mY0w8Qqsfn
ロシアと2国間で停戦交渉を進めようとするアメリカのトランプ政権に対し結束を示す狙いでした。ただ実際には各国の温度差を露呈する形になっています。@nikkei_think pic.twitter.com/dY5nrdpn7a
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) February 18, 2025
私は政府や与党がこれほど親中になるとは予想しなかった。さらにアメリカ保守派がロシア支援なのもショックだ。あまりの短期間の間に激烈な変化が起きた
— May_Roma めいろま 谷本真由美 (@May_Roma) February 18, 2025
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