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オウム真理教の地下鉄サリン事件から30年、国家転覆のクーデター画策 自動小銃1000丁の密造で武装蜂起も 残る教団組織に警戒感


*警視庁
1995年3月20日に発生した地下鉄サリン事件から今日で30年となりました。

この事件では宗教団体「オウム真理教」が運転中の地下鉄車両内において神経ガス「サリン」を散布し、混雑状態だったこともあって死者14人・負傷者およそ6300人の被害が発生。
世界的に見ても例が無いほどの化学テロ事件で、事件から2日後の3月22日に警視庁がオウム真理教に対する強制捜査を実施したことで教団の関係者らが一斉に逮捕されました。

地下鉄サリン事件が起きる前からオウム真理教が関与した事件は多数起きており、1990年(平成2年)の衆議院選惨敗をキッカケにして教団は生物兵器の研究を行っていたと報告されています。
日本を転覆させようとさまざまな兵器を開発する中でサリンが浮上し、地下鉄サリン事件の前年には松本サリン事件が発生。

他にも多数の事件に関与した疑いから警視庁は地下鉄サリン事件の数日前から強制捜査の準備を行っていましたが、それに対して教団側が先制攻撃を行う形で地下鉄サリン事件を実施した流れとなっています。

また、地下鉄サリン事件とは別に海外から自動小銃「AK-74」などを輸入し、日本国内で重火器の密造を行おうとしていました。
教団施設から30トンものサリンの製造を可能にする原料が発見され、あのままオウム真理教が残っていた場合、さらなる多くの犠牲が出るような事件へと発展した可能性が高いです。

ただ、組織としてのオウム真理教は事件後に名前が消えるも、「Aleph」や「ひかりの輪」などの組織に分裂して今も活動を続けています。
警視庁はこのような組織に参加しないように呼びかけ、事件から30年に合わせて、改めて注意喚起のビラやパンフレットなどを配布しているところです。

 

オウム真理教 狂気の“11月戦争”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250319/k10014751801000.html

30年前の1995年3月20日。
世界を震撼させた無差別テロ、地下鉄サリン事件。

しかし、それは“前哨戦”だった。

オウム真理教が実行しようとした“95年11月戦争”。
地下鉄サリン事件のあと、首都・東京を制圧し、国家を転覆させるクーデターを起こそうとしていた。

当時の警視庁トップが、捜査の内幕、そしてオウムの真の狙いを語った。

(NHKスペシャル「オウム真理教 狂気の“11月戦争”」取材班)

地下鉄サリン事件の被害者6286人は3路線33駅に…日比谷線・小伝馬町駅が最多の1663人
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250319-OYT1T50244/

 東京都心を走る地下鉄車内に猛毒のサリンがまかれた地下鉄サリン事件で、少なくとも3路線の33駅で被害者が出ていたことがわかった。読売新聞が、警察庁がまとめた被害者の資料を入手して分析した。都心で起きた無差別化学テロの被害が広範囲で生じていたことが改めて浮かび上がった。事件は20日で30年となる。

 

 

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