アメリカ地質調査所によると、日本時間の11日5時29分頃に南米中部のドレーク海峡でM7.8の地震が発生し、太平洋で津波発生の可能性があるとのことです。
この地震による日本への津波の影響はありません。
ドレーク海峡では今年5月からM(マグニチュード)7を超えるような強い地震が頻発しており、今年3度目のM7クラス大地震となります。
また、10月10日20時12分頃にもフィリピンのミンダナオ島付近でマグニチュード7.4の地震が発生。この地震でインドネシアやフィリピンの広範囲で津波警報が発令され、フィリピン政府は中部と南部の沿岸住民に避難を呼び掛けていました。
突然の津波警報に住民がパニックになったとの報道もあり、島の最大都市ダバオは一時騒然。
11日に入っても多数の余震が観測されている状態で、フィリピンでは地震津波への警戒心が高まっています。
アメリカ地質調査所
https://www.usgs.gov/programs/earthquake-hazards
地震情報
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/list/
アメリカ大気圏観測所
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers
フィリピン南東部沖でM7.4の地震、パニックになった住民が一斉に通りに
https://www.cnn.co.jp/world/35239102.html
(CNN) 米地質調査所(USGS)によると、フィリピン南東部沖でマグニチュード(M)7.4の地震が発生した。地面が揺れる中、パニックになった住民たちは通りに逃げ出した。
USGSによると、地震は現地時間午前9時45分ごろ、ミンダナオ島東部の沖合、島の最大都市ダバオから123キロの場所で発生。震源の深さは58.1キロだった。現時点で被害の報告は入っていない。
米国の津波警報システムは当初、フィリピンとインドネシア、島国パラオで津波の可能性があると警告したが、津波の脅威は正午までに過ぎ去った。
【海外地震情報】
日本時間の10月11日(土)5時29分頃、海外で規模の大きな地震がありました。震源地は南極付近(ドレーク海峡)で、地震の規模はM7.8と推定されます。
日本への津波の有無については、気象庁が調査中です。詳細は気象庁からの発表をお待ちください。https://t.co/8EdghkcB9N pic.twitter.com/yrZ6cy3tb2— ウェザーニュース (@wni_jp) October 10, 2025
【ドレーク海峡の過去の大地震】
ドレーク海峡では20世紀以降M7以上の地震が合計4回あり、そのうちの3つは今年2025年に発生しています。
《地震詳細記録》
・1910年4月、M7.1
・2025年5月、M7.4
・2025年8月、M7.5
・2025年10月、M7.6(今日の地震) pic.twitter.com/gcu2i3I5Cg— 気象・防災チャンネル (@kisho_bousai) October 10, 2025
日本地震リスク(10月1日~10月3日) pic.twitter.com/6YlOI2unKp
— Japan Earthquakes (@earthquakejapan) October 1, 2025
【海外地震情報】
日本時間の10月10日(金)20時12分頃、フィリピン付近で地震がありました。地震の規模はM6.9と推定されます。津波被害の心配はありません。
この付近では今日午前中にもM7.4の規模の大きな地震が発生していて、最大で約20cmの海面変動が観測されていました。https://t.co/kFLJp24O6A https://t.co/vFAwNateMS pic.twitter.com/4M0l7CLsuL— ウェザーニュース (@wni_jp) October 10, 2025

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