10月20日に自民党と日本維新の会は連立政権の合意書に署名し、正式に連立政権が樹立されましたが、その合意書には懸念されていた憲法改正と緊急事態条項の協議会設置が明記されていました。
維新側が求めたのは憲法9条の改正と緊急事態条項創設で、この政策を具体的に協議するための条文起草協議会の設置を合意書に記載。
これまでの自公政権では踏み込めなかった憲法改正を求める内容であり、政府に独裁的な権限を持たせるための緊急事態条項を早期に設立するように求めていました。
緊急事態条項は政府が「緊急事態」と判断した場合のみに発動可能で、国会を通さずに政府が強い権限を行使できるようにする憲法上の規定です。
基本的人権の制限や国会議員の任期延長などが含まれ、与党内部においても賛否両論となっています。
日本維新の会は公明党以上に憲法改正や緊急事態条項の設置を強く求めている政党で、連立政権の合意書にこの内容が盛り込まれたのはかなり意味合いが大きいと言えるでしょう。
また、日本維新の会には派遣政策を推進したことで有名な竹中平蔵氏がおり、今も維新の諮問機関「ガバナンス委員会」の委員長として政治活動に関与しています。
この点も懸念事項だと言え、竹中平蔵氏の復権を指摘する声はSNS上でも飛び交っていました。
自民、維新両党の合意書は、憲法9条改正と緊急事態条項創設に向け、両党の条文起草協議会を設置すると明記した
本日、日本維新の会と自由民主党の連立政権樹立の合意書を調印したしました。合意文書を公開いたします。 https://t.co/4egNe67oi4 pic.twitter.com/3dtJIkDkCm
— 藤田文武(日本維新の会 共同代表) (@fumi_fuji) October 20, 2025
自由民主党との政策協議の全てが整い、本日正式に連立合意がなされました。
明日の首班指名選挙では1回目から「高市早苗」と書くことも両院議員総会にて了承されました。
このあと18時より、高市早苗総裁と吉村洋文代表との合意書締結式を行います。
↓2025年10月20日(月) 藤田文武共同代表…
— 藤田文武(日本維新の会 共同代表) (@fumi_fuji) October 20, 2025
ずっと言われていたことだけど、ついに現実になりうるところまできたのか…本当に恐ろしい。
緊急事態条項が通ってしまえば、どんなに公約を覆したり、不祥事を起こしても、選挙を延期することが可能になり独裁体制が維持されてしまう。 https://t.co/yq44wAiLCf pic.twitter.com/ECmcxvKm2L
— 権上慶次 (@gongami_keiji) October 20, 2025
【速報】自民、維新両党の合意書は、憲法9条改正と緊急事態条項創設に向け、両党の条文起草協議会を設置すると明記した https://t.co/0gwERapO1C
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) October 20, 2025
緊急事態条項が入ってんな〜
そこが一番監視すべき内容だな
北朝鮮や大日本帝国にする訳には行かないんよ。また左翼政権が誕生した時に発動されたらオシマイだぜ⁉️ https://t.co/xCvVvA0FQu— 夏樹蒼依 (@hokkori_nekko) October 20, 2025
政府が必要とする 緊急事態条項
我々国民が傀儡 政府に対して
唯一 異議を申す事ができるのが
SNSそれを規制するのか
— 369不動 (@N4er5BANKPkQFQe) October 19, 2025

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