最近は年配の方が仕事中に「ゆとり世代は駄目だ」などと発言することが増えているようですが、ここ数年の記録やデータを見てみると、ゆとり教育は大成功していた可能性が非常に高いです。
ゆとり教育世代の成果が顕著に増えているのは五輪のメダル数で、冬季五輪だと今まで2~3個止まりだったメダル数が2010年以降に5個、8個、10個と回を重ねる毎に増加していました。
具体的な数としては2002年に計2個、2006年に計1個、2010年に計5個、2014年に計8個、2018年に計10個となっています。
ゆとり教育は2002年から2010年代初期まで行われていたことから、見事にメダルの更新数とゆとり世代が一致しているのです。これは夏季五輪の数値も同じで、ゆとり教世代が前線に立ってから成果が右肩上がりで増えています。
更にはゆとり教育世代の犯罪率も非常に低いことで有名で、警察が発表している統計でも若者の犯罪率は減少傾向が顕著です。ゆとりがあることで自分の好きな分野に打ち込む余裕が出来たと分析され、それが結果的に過去最多のメダルや記録更新に繋がった可能性が高いと思われます。
今、ゆとり教育の見直しが活発化していますが、それこそ若者の才能を潰してしまうリスクがあると言えるでしょう。
冬季オリンピック 歴代開催地年表(1924年~)
https://entamedata.web.fc2.com/sports/olympic_w.html
ゆとり教育https://ja.wikipedia.org/wiki/%E32
ゆとり教育(ゆとりきょういく)とは、日本において、1980年度(狭義では2002年度以降)から2010年代初期まで[注釈 1]実施されていたゆとりある学校を目指した教育のことである。
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