森友学園と財務省の国有地売買契約を巡る文書改ざん疑惑で、麻生太郎財務相が詳細な調査報告を拒否していることが分かりました。
3月5日の国会では野党側が激しく追及を行い、これに対して麻生氏は「『個別に調査を』とよく言われるが、捜査当局からは『口裏合わせをするような話に取られかねないことから、控えるように』と言われている。捜査が終わらないと、個別な調査がなかなかしにくいというのは事実だ」と述べ、詳細な個別調査は難しいと発言。
6日に予定されている財務省の調査報告はあくまでも簡単な概要だけになる見通しで、細かい情報に関しては調査すらしてない状態だと言えるでしょう。
問題の文書の最終的な決裁権者は近畿財務局の管財部次長であり、これから野党側は関係者の聞き取り調査や国会招致を求めると見られています。
森友学園の文書問題 麻生氏「詳細な調査結果の報告難しい」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180305/k10011351971000.html?utm_int=all_side_ranking-social_005
学校法人「森友学園」への国有地売却に関する財務省の文書が書き換えられた疑いがあると一部で報じられたことについて、麻生副総理兼財務大臣は、6日に調査の状況を国会に報告するとしながらも、捜査中のため詳細な調査結果を報告するのは難しいという認識を示しました。
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