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「まるで刑務所」 東北の被災地、今では海沿いに巨大防潮堤!約1.35兆円の費用に賛否


東日本大震災で巨大津波が襲来した東北地方の太平洋側には巨大な防潮堤が続々と作られましたが、その防潮堤に住民からは批判の声が高まっています。
特に問題視されているのは景観が壊滅的になっている点で、住民からは「塀の中で働いているような感じ。悪いことしたわけじゃないが、牢屋にいる感じ」というようなコメントが飛び交っていました。

この防潮堤の高さは12.5メートルとなっており、建設費として約1.35兆円の税金が使われています。防潮堤があることで再び津波が到来しても避難までの時間を少し稼ぐことが出来るというメリットがありますが、同時に費用が防潮堤建設に充てられることで、住宅など他の再建が遅れる可能性があるところです。

また、海が見えなくなることで観光業も大きな打撃を受け、地元の商業にマイナスの効果を与える点も懸念されています。東日本大震災から7年が経過しましたが、被災地の問題は依然として解決の気配がないです。

 

ブログ:震災7年、「巨大防潮堤」に隔てられた生活
https://johosokuhou.com/wp-admin/post-new.php


宮城県気仙沼市の防潮堤の一部には「窓」がある。だがこれにも苦情が出ている。
「パロディーだ」と伊藤雄一郎さんは言う。伊藤さんは自宅と弟を津波で失った。「誰も望んでいないものを造った中で、慰め程度にこんな窓を造った」

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