麻原彰晃・死刑囚の娘である松本麗華さんがツイッターを通して今の心境を語りました。
先日にオウム真理教事件の確定死刑囚7人が東京拘置所から別の拘置所へと移送された件について、「移送されたことはお昼頃に知った。何がなんだがわからなかった。理解ができなかった。ただ、世界が遠のき、水の中にいるかのような感覚になり、手足が冷たくなった。今日のような形で執行を知らされる日が来るかもしれない」と述べ、家族として非常に複雑な気持ちだとコメント。
また、死刑制度に疑問を投げ掛け、「想像してみてほしい。大切な家族が友人が知人が13人も殺されるかもしれない恐怖を」とも語っています。
続けて日本の死刑制度には問題があるとして、「自分たちの番が来たから助けてほしいとはだれも言っていないと思います。私が父の治療を求めています。法律に規定があるからです。そして、死刑という刑罰は誰を罰するものなのか。なぜ、家族まで大変な思いをしなければならないのかという疑問を述べています」というようなコメントも投稿していました。
日本の死刑制度を巡っては欧米諸国から批判を受けている状態で、先進国の中でも死刑制度がある国は稀です。麻原彰晃・死刑囚の娘さんということもあり、ネット上では賛否両論の議論となっていました。
【ニュース】#アベプラ
〝オウム教祖〟麻原彰晃死刑囚の三女・松本麗華が緊急生出演!
一連のオウム事件で死刑が確定した死刑囚13人のうち7人が他の拘置所に移送。刑執行への準備が始まったとみられる中、麻原死刑囚の実の娘で三女の麗華さんは今何を思うのか?▽今夜9時から生放送🎥
— AbemaTV@今日の番組表から (@AbemaTV) 2018年3月15日
移送されたことはお昼頃に知った。何がなんだがわからなかった。理解ができなかった。ただ、世界が遠のき、水の中にいるかのような感覚になり、手足が冷たくなった。今日のような形で執行を知らされる日が来るかもしれない。私たち死刑確定者の家族はそのような状況を生きています。
— 松本麗華 (@asaharasanjo) 2018年3月14日
記憶よ、消えろ。父といたころ、死刑囚となってしまったお兄さんたちとの記憶。すべて消えろ。何度願ったろう。すべてを忘れたら、悲しみもない。死刑という制度はどういう制度なのか、いまだに私にはわからない。私は何もしていない。でも、私は大切な人たちの命を奪われる恐怖をずっと味わい続ける。
— 松本麗華 (@asaharasanjo) 2018年3月14日
想像してみてほしい。大切な家族が友人が知人が13人も殺されるかもしれない恐怖を。
— 松本麗華 (@asaharasanjo) 2018年3月14日
父の犯した免れようがない罪とは何ですか?父は裁判を受けられていません。だから、事件にどのようにかかわったのかわかっていないのです。私が知りたい。父の犯した罪について。自分の死を願うことは、したくありません。しかし、自分の意志とは関係なくそれぐらいの追い詰められてしまうのです。 https://t.co/s8MNL9gSkl
— 松本麗華 (@asaharasanjo) 2018年3月14日
死刑制度があるから、無思考に賛同なさいますか? 死刑制度がある理由は世論です。それのみです。世論が死刑を議論し始めたら、死刑はなくなるかもしれません。仕方なくないのです。 https://t.co/a9iI574U2C
— 松本麗華 (@asaharasanjo) 2018年3月14日
根拠を知ってから発信してください。例えば、地下鉄サリン事件で父が謀議をしたと判決で認定されている「リムジン謀議」というものがあります。これは井上氏のみが主張しましたが、撤回しています。つまり父を有罪にした根拠が消えたのです。そうなると父は地下鉄サリン事件では無罪となります。 https://t.co/ZmFsnMSok3
— 松本麗華 (@asaharasanjo) 2018年3月14日
はいそうです。何十回面会しても、一度も認識してくれませんでした。大声を出しても聞こえてすらいなさそうでした。 https://t.co/LBeK9jxiGO
— 松本麗華 (@asaharasanjo) 2018年3月15日
自分たちの番が来たから助けてほしいとはだれも言っていないと思います。私が父の治療を求めています。法律に規定があるからです。そして、死刑という刑罰は誰を罰するものなのか。なぜ、家族まで大変な思いをしなければならないのかという疑問を述べています。 https://t.co/lPJ3X1PyHR
— 松本麗華 (@asaharasanjo) 2018年3月15日
#麻原彰晃 死刑囚の三女・"#アーチャリー"#松本麗華 さんが父の治療を訴え続ける理由#アベプラ#AbemaTIMES#オウム真理教#オウム事件#地下鉄サリン事件#松本智津夫@8bit_HORIJUN@asaharasanjo@fukawa__rocket@yanabo@_shibata_aya@terumi_tellmehttps://t.co/tiGKIubADI
— AbemaPrime【公式】 (@Abema_Prime) 2018年3月16日
死刑は刑罰だ。死刑に値する犯罪を犯せば、死刑判決を受けるということだ。私は聞きたい。私は一体どういう罰を受けているのか。なぜ、私がこのような罰を受けなければならないのか。自分が死ぬのは怖い。でも、大切な人が殺される方がもっと怖い。変われるものなら、変わりたい。私を殺してほしい。
— 松本麗華 (@asaharasanjo) 2018年3月14日
そうなのかな。父がしたことと、マスコミがしたこと、警察がしたこと、社会がしたことそれぞれ違うと思っています。父を憎んでも、私を犯罪者のように報道しなくてよかったんじゃないかとか、警察は私を車から引きずりださなくてよかったのではとか、入学拒否はいらなかったんじゃないかとか・・・ https://t.co/YNKabCdow5
— 松本麗華 (@asaharasanjo) 2018年3月16日
拘禁反応というのがあるみたいです。それは、長い間自由がなく閉じ込められていると起こる症状らしく、環境を変えて人間的な接し方をするだけで症状が緩和していくのだと精神科医の先生に聞きました。父のような症状を治したことがあるとのことでした。 https://t.co/NGEpP0x1FV
— 松本麗華 (@asaharasanjo) 2018年3月16日
テロ組織は悪です。ただ、オウムの圧倒的多数の人は、事件を知りませんでした。私も知りませんでした。実行犯たちも知らなった人もいるんです。 https://t.co/TajiXou5yG
— 松本麗華 (@asaharasanjo) 2018年3月16日
これで父の死刑が執行されたら、国家による計画的な殺人事件になってしまう。 @AbemaTV で視聴中 https://t.co/NhJlHsTrd4
— 松本麗華 (@asaharasanjo) 2018年3月16日
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