ロシアのスパイ未遂事件を受けて、世界各国の対立が激化しています。欧米などの各国がロシアの外交官の追放を相次いで決める中、NATO(北大西洋条約機構)もNATOロシア代表部の職員7人を追放すると発表。
これで26か国が合わせて140人を超えるロシアの外交官の追放が決まったと報じられています。
追放を決定した国はロシアのスパイ活動があった欧米諸国が多く、イギリスやアメリカ、ドイツ、ウクライナなどが動きました。
NATOのストルテンベルグ事務総長は記者会見で「NATO加盟国の領域内で神経剤が使われた初めてのケースだ」とコメントし、今回のスパイ事件は重大な問題だと指摘。
問題視されているのはロシア製の神経剤が他国で使われた点で、過去にもロシアは諜報活動の一環で強力な毒ガスを使っていたことがありました。
被害を受けたイギリスだとロシアの諜報員全員を探し出して追放する動きも出ており、新たな東西冷戦の始まりとも取り上げられています。
NATOもロシア代表部職員7人を追放 元スパイ暗殺未遂事件
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180328/k10011382011000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_006
イギリスで起きたロシアの元スパイの暗殺未遂事件への対抗措置として、欧米などの各国がロシアの外交官の追放を相次いで決める中、NATO=北大西洋条約機構もNATOロシア代表部の職員7人を追放すると発表しました。
ロシア外交官追放 24か国130人超に 英首相「情報員の一斉追放」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180327/k10011380591000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_006
イギリスで起きたロシアの元スパイの暗殺未遂事件を受けて、欧米を中心に24か国から合わせて130人を超えるロシアの外交官が追放されることになり、イギリスのメイ首相は「史上最大のロシアの情報員の一斉追放だ」と述べ、各国と協力してロシアへの圧力を強めていく姿勢を示しました。
現状、ロシア外交官追放を決定したのは24カ国、追放されたロシア外交官の数は139人。 pic.twitter.com/dcHOjb5i1h
— 飯山陽 (@IiyamaAkari) 2018年3月27日
米国と欧州20カ国がロシアの外交官を追い出した。英国内での元露スパイ襲撃事件での英国政府の対応に続く措置。金正恩の中国電撃訪問の報道もあり、今まさに世界が音を立てて動いていることがわかる。にもかかわらず、日本の国会は今日も森友で大騒ぎ。 https://t.co/zunc51ntxR
— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) 2018年3月26日
米と欧州20カ国、ロシア外交官を追放へ pic.twitter.com/xnQfxrlRp6
— 早川 愁 (@matcha_itachi) 2018年3月26日
話題のロシア外交官追放ですが、これは外交官を受け入れる接受国が有するれっきとした権利です。特に理由を説明せずとも、いつでも任意に「ペルソナ・ノングラータ」として追放できます。これは「外交関係に関するウィーン条約」第9条に定められています。
— KimK/ふるくらむ (@KimK91fw) 2018年3月27日
オーストリア(ラリアではない)はロシア外交官は追放しないと発表。ロシアとの対話の継続を望むから、と理由を説明。https://t.co/eGBjozO2ti
— 飯山陽 (@IiyamaAkari) 2018年3月27日
●欧米
英国でロシア人元スパイ暗殺未遂
巻き添えで21人負傷
↓
欧米20ヵ国
ロシア外交官を国外追放●中国
米国の関税措置に報復を示唆●シリア
シリア政府軍とロシア軍が
国連の停戦調停を無視
↓
反政府軍の拠点が陥落寸前●北朝鮮
金正恩が訪中?●日本
世界が急激に二極化する中
森友問題 pic.twitter.com/3rQ4nhsen0— ShounanTK (@shounantk) 2018年3月27日
イギリスで起きたロシアの元スパイの暗殺未遂事件への対抗措置として、欧米などの各国がロシアの外交官の追放を相次いで決める中、NATO=北大西洋条約機構もNATOロシア代表部の職員7人を追放すると発表しました。 https://t.co/KlsBQ1ftSs
— NHK国際部 (@nhk_kokusai) 2018年3月27日
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