3月28日の国会質疑で安倍晋三首相が改めて森友文書問題への関与を否定しました。安倍首相は佐川氏の証人喚問を受けた質疑の中で、「私はまったく指示もしていないということは申し上げてきた通り」と述べ、森友文書の改ざんには全く関わっていないと強調。
更に続けて妻の安倍昭恵夫人に関しても、「私や妻が国有地払い下げや学校の認可に、事務所を含めて、一切関わっていない」などとコメントしています。
安倍首相の発言内容は証人喚問後も変わっておらず、逆に佐川氏の官邸否定発言を受けて強気に出ている印象がありました。
また、麻生太郎財務相は佐川氏が証人喚問で発言拒否を連発した件について、「拒否する権限があり、自分の立場を考えながら言うのが当然だ。刑事訴追に関係ない分ははっきり言っていた」などと記者会見で発言しています。
政府与党としては強気の姿勢でアピールすることで無罪であると主張したいみたいですが、今の時点では世論の疑念と不信感は深まっているところです。
麻生財務相、佐川氏の証言拒否「権限があり当然だ」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180328-00000102-asahi-pol
森友学園との国有地取引に関する決裁文書の改ざん問題で、麻生太郎財務相は28日、当時の理財局長だった佐川宣寿・前国税庁長官が証人喚問で証言拒否を繰り返したことについて、「拒否する権限があり、自分の立場を考えながら言うのが当然だ。刑事訴追に関係ない分ははっきり言っていた」と評価した。
安倍晋三首相は28日午前の参院予算委員会で、前日行われた佐川宣寿(のぶひさ)・前財務省理財局長の証人喚問について、「政府としてはコメントしない」としつつも、財務省の決裁文書改ざんについて「私はまったく指示もしていないということは申し上げてきた通りだ」と強調した。自民党の丸川珠代氏の質問に答えた。
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