3月28日に京都大学が公式ホームページ上で、軍事研究に反対すると表明しました。
京都大学は安倍政権が軍事研究の対象を大学まで拡大したことについて、「本学における研究活動は、社会の安寧と人類の幸福、平和へ貢献することを目的とするものであり、それらを脅かすことに繋がる軍事研究は、これを行わないこととします」と指摘。
平和と幸福を脅かす恐れがあるとして、京都大学は軍事研究に協力しないと言及しています。
京都大学がここまでハッキリと反対を表明したことにネット上では驚きの声が多く、
「素晴らしい判断!」
「軍事研究=武装ではない」
「京都大学の独自性がカッコイイ」
「平和を守るために軍事研究が必要」
「ちゃんと意見を示した京大を評価したい」
などと様々な意見が飛び交っていました。
京都大学における軍事研究に関する基本方針
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/kihonhoshin/index.html
本学は、創立以来築いてきた自由の学風を継承し、地球社会の調和ある共存に貢献するため、研究の自由と自主を基礎に高い倫理性を備えた研究活動により、世界に卓越した知の創造を行うことを基本理念に掲げています。
本学において研究に従事する全ての者は、この基本理念のもと、主体的判断により行う研究活動とその成果が将来に亘り地球社会に与え得る影響を自覚しながら、高次の専門的能力と総合的視野をもって社会からの信頼と負託に応えてゆくことが求められます。
このことから、本学における研究活動は、社会の安寧と人類の幸福、平和へ貢献することを目的とするものであり、それらを脅かすことに繋がる軍事研究は、これを行わないこととします。
なお、個別の事案について判断が必要な場合は、総長が設置する常置の委員会において審議することとします。
暗いニュースが多い中、これは今日一番に明るい話題。軍事研究は突き詰めていけば如何に効率よく人間を殺すのか、という分野を扱う訳だから学問が距離を置くのは何より大切。京大の方針を全面的に歓迎する。 https://t.co/dtnhHTXd9W
— 異邦人 (@Beriozka1917) 2018年3月28日
⬜︎ 京大、軍事研究しない方針 「人類の幸福脅かす」https://t.co/I9pBxeWfrZ
こんな発想をしてしまう大学があるのね。軍事研究=武装でもあるまいし、日本が軍を持つ持たないに関わらず防衛の意味で研究しなければ、世界のほとんどの国々が軍を持っているのですから、研究放棄したら危険でしょう
— フィフィ (@FIFI_Egypt) 2018年3月28日
米韓中朝の対話の道筋が着々と進められている中で、完全に蚊帳の外の安倍外交。国内では、安倍政権の進める、大学を巻き込む軍学共同推進の方向に京大がはっきりとノーを突きつけた。京大、軍事研究しない方針「人類の幸福脅かす」 | 2018/3/28 – 共同通信 https://t.co/aYYOP4WeUw
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) 2018年3月28日
京都大学が今日、軍事研究を行わない基本方針を発表。「本学における研究活動は、社会の安寧と人類の幸福、平和へ貢献することを目的とするものであり、それらを脅かすことに繋がる軍事研究は、これを行わないこととします」。心より敬意を表します。 https://t.co/rsQ8VFSB7I
— 井上哲士 (@21csts) 2018年3月28日
京都大学が「人類の幸福を脅かす」として軍事研究をしない方針を決めたという。これを決めた京大の教授たちに敬意を表したい。「安倍にこれ以上好き勝手をさせない」という学問研究の場からの意思表示でもあろう。
https://t.co/0jJEAbSvSb— m TAKANO (@mt3678mt) 2018年3月28日
京大、軍事研究しない方針 「人類の幸福脅かす」 | 2018/3/28 – 共同通信 https://t.co/65ElPbY31D
軍事研究云々の議論は全く意味がない。基礎科学を発展させれば自然と兵器にも応用できるからだ。相対性理論がなければ核の誕生も無かったが、そんな事言いだしたら科学なんてできない。
— RAIE (@R8eru) 2018年3月28日
【軍民科学技術の境目はどんどんなくなっているのに?『京大、軍事研究しない方針 「人類の幸福脅かす」』】
佐藤としては極めて残念な決定だ。これまで京都大学に多くの技術系自衛官が学び修士や博士を取得している。更にGPS等スピンオフ、スピンオンの傾向は強まる現実https://t.co/gH3RQoNqYt pic.twitter.com/dBnStS2cZX— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) 2018年3月28日
京大が軍事研究を行わない方針を発表したというニュース。立派な決断だと思う一方で、軍事研究の定義を明示していない以上、いくらでも抜け穴があることも押えておくべきだろう。今後、新しい執行部の意向次第で、デュアルユースを名目に崩される可能性が十分にある。https://t.co/JS6r0D0ld4
— 中島岳志 (@nakajima1975) 2018年3月28日
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