麻生太郎財務相が森友文書問題を報道している日本のメディアに不満を漏らしました。麻生太郎財務相は3月29日の参議院・財政金融委員会で、「森友のほうがTPPより重大だと考えているのが、日本の新聞のレベルだ」と述べ、日本の報道はおかしいと指摘。
更に続けて「日本の新聞には1行も載っていなかった」「日本の新聞のレベルというのはこんなもんだなと」「みんな森友の方がTPP11より重大だと考えている」ともコメントし、森友よりもTPP問題を取り上げるべきだと言及しました。
しかしながら、先日の新聞にもTPP関連の記事が見られ、麻生太郎財務相がコメントしていたTPPの署名式もちゃんと掲載されています。
朝日新聞社は「事実とは異なっている」と麻生太郎財務相に反論しており、現在進行系で意見が飛び交っているところです。
麻生副総理・財務相「TPPより森友が日本の新聞のレベル」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180329/k10011384101000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001
麻生副総理兼財務大臣は、29日に開かれた参議院の財政金融委員会の通商政策に関する質疑の中で、森友学園をめぐる財務省の決裁文書の改ざん問題と関連づけて「森友のほうがTPPより重大だと考えているのが、日本の新聞のレベルだ」と述べ、報道に対する不満感を示しました。
麻生氏「新聞には1行も…」は事実? TPP11署名
https://www.asahi.com/amp/articles/ASL3Y4SFTL3YUTFK00V.html
麻生太郎財務相は29日の参院財政金融委員会で、米国を除く11カ国による環太平洋経済連携協定(TPP11)が署名されたことについて「日本の新聞には1行も載っていなかった」などと述べたが、事実とは異なっている。
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