4月14日にアメリカがイギリスやフランスと共同でシリア攻撃を実施した問題で、計105発のミサイルを発射したことが分かりました。このミサイルは駆逐艦や原子力潜水艦、B1B戦略爆撃機などから発射され、ほぼ全てが無事に目標を直撃しています。
これに対してシリア軍は約40発ほどの地対空ミサイルを発射して迎撃を行いましたが、ほぼ効果はありませんでした。
一方で、ロシア側は「103発のミサイルのうち、71発をシリア軍が迎撃した」と主張しています。ロシアの主張に全く根拠はなく、ここまで短時間で大量のミサイルを正確に迎撃することが出来るとは考え難いです。
シリア軍の武装からもアメリカの発表の方が正確だと見られ、トランプ大統領は「攻撃は完璧に遂行された。これ以上に良い結果はない。任務完了」などと成果を強調していました。
米国防総省とトランプ氏、英仏とのシリア攻撃の成功を強調
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180415-00000010-jnn-int
ロシアはヘメイミームとタルトスの基地周辺に移動式防空システム「パンツィリS1」や、S400を配備。最新鋭戦闘機スホイ35や爆撃機スホイ24など巡航ミサイルの発射能力を持つ空軍力も展開する。ロシア国防省は、米英仏が今回発射した103発のミサイルのうち、71発をシリア軍が迎撃したと主張。英政府は作戦の「成功」を強調したが、実際の戦果は乏しい可能性もある。
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