先週に噴火した霧島連山の硫黄山ですが、今度は山の西側でも新たな噴気を観測したことが分かりました。
気象庁によると、4月20日以降に火口から250メートルほど西側の場所で新しい噴気が観測されたとのことです。硫黄山の噴火は今月19日に発生していることから、噴火活動によって山全体の活動が活発化していると見られています。
更に大きな大噴火が控えている可能性もあり、気象庁は噴火警戒レベル3を継続し、山からおおむね2キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼び掛けていました。
硫黄山の周囲を流れる長江川も「濁っている」という報告があり、霧島連山の広い範囲で今後も火山活動に注意が必要です。
↓噴火前と噴火後の衛星写真
↓硫黄山周囲の状況
↓ネットに投稿された濁った川
国土地理院
http://www.gsi.go.jp/BOUSAI/h30kirishima_ebino.html
硫黄山 噴火から1週間 火口西側でも新たな噴気
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180426/k10011417581000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_009
えびの高原から見た硫黄山の噴火。
気象庁カメラ。 pic.twitter.com/uLKs8z835f— ⑪Nishimori Ren⑪ (@NR625ren) 2018年4月19日
えびの高原硫黄山の麓を流れる長江川も濁っています。一枚目加久藤神社前。二枚目えびのIC 近く。 pic.twitter.com/LMtVTJcjZe
— えびの高原鹿子 (@wdMceQ7kqVTqJDD) 2018年4月21日
現在の硫黄山です。噴気が止まりません。えびの高原すぐ下の沢の水は、コンクリートのような色になっています。 pic.twitter.com/XjlUmDIlUg
— ちい (@chii1035) 2018年4月22日
別府-島原地溝帯で幾つが地震が起こって地溝にかかる圧が増したために、250年ぶりに硫黄山が噴火するなど今回の火山活動活発化が起こったのかな?
島根でM6震度5強の地震が起こった。
それで、愛知の三河湾付近でも珍しく震度4の地震が起こった。
その後に霧島硫黄山が噴火した。まだ何かある? pic.twitter.com/smtUAI4nBh— しろくま (@hontounokotoga_) 2018年4月21日
えびの高原、硫黄山西側、県道一号沿いの噴気地点、MRT・UMK・MBC・NHK・気象庁・環境省ライブカメラの位置関係(規制前に硫黄山より撮影した写真に追記) pic.twitter.com/ysMftiai1l
— MORIMORI (@photomiyazaki) 2018年4月21日
【防災関連情報】平成30年(2018年)霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)の火山活動の対応
本日0時頃に観測した「だいち2号」のSARデータを使用し、硫黄山の火山活動に伴う地形変化を解析した結果、局所的に15cmの隆起とみられる変動が見られます。https://t.co/c74aPvzm7M pic.twitter.com/4bWT8PCkTr— 国土地理院 (@GSI_chiriin) 2018年4月20日
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