フィリピンの首都マニラに設置されていた慰安婦像が昨夜に撤去されたことが分かりました。報道記事によると、4月27日にフィリピン政府から日本政府に対して、「慰安婦像を撤去する」との連絡があり、28日には慰安婦像が完全に無くなっていたとのことです。
日本政府はこの慰安婦像の設置に抗議していたことから、フィリピン側が日本の抗議に配慮したと見られています。ただ、慰安婦像を設置した女性団体「ガブリエラ」は「関係者への事前通告なしに撤去したのはおかしい」とコメントを発表し、慰安婦像の撤去に反発しました。
マニラ市は「排水工事のための一時的な撤去でいずれもとに戻されると理解している」と説明しているようで、撤去したフィリピン政府の真意を巡って意見が飛び交っているところです。
マニラの慰安婦像撤去 当局「いずれもとに戻ると理解」
https://www.asahi.com/articles/ASL4X4QVTL4XUHBI01D.html
フィリピンの首都マニラに設置された慰安婦を象徴する女性像が27日深夜、マニラ市などによって撤去された。フィリピンの政府機関が民間の献金を受けて昨年末に設置し、日本政府が遺憾の意を伝えていた。マニラの日本大使館によると、フィリピン政府から27日、「撤去する」と連絡があったという。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
いいね!しよう