*アルゼンチン
南米・アルゼンチンの通貨「ペソ」の暴落が止まらないことから、アルゼンチン中央銀行は金利を緊急引き上げすると発表しました。
5月3日に中銀は政策金利を3ポイント引き上げ33.25%に変更。金利の引き上げは4月27日にも行っており、1週間で2回連続の引き上げとなりました。
ペソの価値は急落が止まらず、この1週間で5%も価値が減っています。2018年だけでもアルゼンチン政府は外貨準備の約10%をペソの防衛に使用し、今も激しい攻防が続いているところです。
アルゼンチンはトランプ政権が誕生してから続いているドル金利の上昇で大打撃を受け、国内経済にもダメージが発生して深刻な影響が出ています。
アルゼンチン中銀、再び緊急利上げ-政策金利33.25%に
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-05-03/P85UKG6VDKHS01
中銀は政策金利を3ポイント引き上げ33.25%とした。広報室が3日発表した。同中銀は4月27日にも緊急会合で同じ幅の利上げを実施していたが、それ以降にアルゼンチン・ペソは5%超値下がりしている。
為替チャート:アルゼンチン・ペソ[ARS/JPY]
http://www.hs-sec.co.jp/bond/foreign/chart/ars.htm
基軸通貨米ドルとドル金利の上昇で、新興国の中でも脆弱な国はすでに壊滅的な打撃を受け始めているようだ。例えばアルゼンチンは昨日政策金利を3%引上げて30.25%にした。インフレ率はペソの暴落で年率25%を越えている。世界の景色が徐々に変わりつつあることを認識する必要があるのかも知れない。
— Cafe_Forex(テムズ川の流れ) (@UponTheThames) 2018年4月28日
アルゼンチンは昨夜、通貨防衛のため再び3%緊急利上げして政策金利を33.25%に。一週間で2回計6%の利上げ。6月FOMCは利上げが確実視されており、脆弱新興国は追い込まれつつある。リーマン危機に続く金融緩和環境でドル建債発行がブームになったが無理な債務のつけががいよいよ回ってきたかたち。 https://t.co/67HEGsbIu9
— Cafe_Forex(テムズ川の流れ) (@UponTheThames) 2018年5月4日
アルゼンチン国債って言いたかっただけでチャートだけだとアルゼンチンペソの方がやばそう pic.twitter.com/5mtyAaxUZo
— ののわ (@nonowa_keizai) 2018年5月4日
アルゼンチンの政策金利33,25%とかヤバいな。
— 猫組長 (@nekokumicho) 2018年5月4日
アルゼンチン、今週三度目の利上げで政策金利を40%へ。年初来ペソは-17%。木曜だけで-8.5%。
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) 2018年5月4日
アルゼンチンの政策金利が40%まで上昇しています。
アルゼンチンは過去に8回デフォルトをしており、9回目のデフォルトが市場では意識され出す水準です。 https://t.co/g8gkfVZuDQ— だんごご (@dingogo_12) 2018年5月4日
アルゼンチン政策金利 4月24日27.25% →27日30.25% →5月3日33.25% →4日40%
米金利上昇により資金がアメリカに向かい、アルゼンチンやトルコなど脆弱な新興国通貨が暴落、引き締めにより対抗といういつもの展開。小規模ななんとかショックみたいなのはあるかもしれないが、惨事ってほどではないか。— kaoruww (@kaoruww) 2018年5月4日
アルゼンチンの政策金利が一週間で6%上がったって話、新興国ってほんとすげーなと
— 神の味噌汁@5器📸→岸田教団 (@Misosoup_of_God) 2018年5月4日
なんと、アルゼンチンの政策金利が40.0%に(*`ω´)アメリカが金利を上げると新興国から資金が引き上げられるのは教科書の通りで、リラもランドもボロカスに売られている。対円でもドル高だけど、欧州も暗雲立ち込め始め、危うい。保険を兼ねてユーロを対円で売る。 #マーケット
— k-teramatsu(寺松一寿) (@kteramatsu) 2018年5月4日
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