*たけのこ
厚生労働省が発表した2018年5月11日の放射能検査報告で、基準値を大幅に超える食品が相次いで発見されたことが分かりました。
群馬県産の「タラの芽」からは基準超えが3件も発見され、一番汚染が酷い物で一キログラムあたり200ベクレル。特に汚染が多かったのは宮城県産の食品で、タケノコは4件で基準値超となっており、コシアブラに至っては一キログラムあたり440ベクレルと非常に高い値を検出していました。
※基準値超過(12件)
NO.3701 群馬県産タラの芽(Cs: 110 Bq/kg)
NO.3702 群馬県産タラの芽(Cs: 130 Bq/kg)
NO.3703 群馬県産タラの芽(Cs: 200 Bq/kg)
NO.5080 長野県産コシアブラ(Cs: 200 Bq/kg)
NO.5218 宮城県産コシアブラ(Cs: 440 Bq/kg)
NO.5219 宮城県産コシアブラ(Cs: 400 Bq/kg)
NO.5220 宮城県産コシアブラ(Cs: 390 Bq/kg)
NO.5243 宮城県産タケノコ(Cs: 130 Bq/kg)
NO.5244 宮城県産タケノコ(Cs: 160 Bq/kg)
NO.5249 宮城県産タケノコ(Cs: 120 Bq/kg)
NO.5251 宮城県産タケノコ(Cs: 170 Bq/kg)
NO.5326 山形県産コシアブラ(Cs: 130 Bq/kg)
NO.134 福島県産タラの芽(Cs: 110 Bq/kg)
他にも長野県産のコシアブラからも200ベクレル、山形県産のコシアブラでも130ベクレルの放射性物質が検出されています。いずれも出荷停止になったようですが、事故から7年が経過しても汚染は無くなっていないことを示していると言えるでしょう。
逆に放射性物質を吸収しやすい食品に放射性物質が濃縮されている傾向も見られ、山菜やキノコ類などは特に警戒が必要な食品となっています。
厚生労働省 食品中の放射性物質の検査結果について(第1082報)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000205688.html
尾花沢産コシアブラから基準値超える放射性物質http://www.tuy.co.jp/program/news/localnews/63514/
JAアグリ寒河江店で販売された尾花沢市産の自生のコシアブラから基準値を超える放射性物質が確認され、店はきのうから自主回収を行っています。
基準値を超える放射性物質が確認されたのは、JAアグリ寒河江店で今月7日に販売した尾花沢市で採取されたコシアブラです。
県によりますと厚生労働省が行った検査で、1キロ当たり100ベクレルの基準値を超える1キロ当たり120ベクレルの放射性物質が確認されたということです。
県では販売された45パックの自主回収を始めています。
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https://johosokuhou.com/2018/05/11/4697/
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